CDがまだ売上の大半とは単純に驚きました。 日本市場でもとっくに逆転しているのかと思った。 Tik Tokに限らず、デジタルへ進んでいくのでその波に乗るというのは当たり前だが正解。 その先にあるプラットフォームとの位置づけ、コンテンツをどうマネタイズするか?が凄く難しいポイントだと思います。あとはアーティストのプロモーション。昔よりプロモーションの選択肢や手法が細分化されているので常にマネージャーはヒヤヒヤだと思います。
丹さんもこのインタビューで語られているvalue gap 問題は、サブスクリプション文化が進む欧米では、深刻化しており、北米では、2016年180を超えるアーティストやメジャーレーベル、ASCAPなどの集中管理団体が、連邦議会に「デジタル・ミレニアム著作権法(DMCA)は、破綻しており、もはや創作者の為に機能していない」という公開書簡を提出している。ヨーロッパでも同年ポールマッカトニーを初めとする1000を超えるアーティストが、欧州委員会にvalue gap 問題の早期改善を提出しており、今年欧州議会もこれに応える修正案が、可決されたらしい。
TikTokのような新しいサービスにどのように対応していくべきか、その舵取りはセンシテイブなもので、丹さんも「今回一番難しかった」と語っています。
音楽業界側から見えるTikTokなどとの向き合い方と未来。それらを語っていただいています。
TikTokのようにサビの部分が無限ループのように流れるのに慣れると、イントロ、Aメロといった従来の作りが冗長に感じるかもしれませんね。
音楽は文化の一部で、常に可処分時間の一定を占めてきた。そのなかでコンテンツと配信、そして配信の有料無料が変わってきた歴史。それは色々なものを楽しみたいニーズと、所有をしたいニーズ、またそれで広がる文化によってアーティストが音楽以外も含めてメディアミックスでどうマネタイズしていくかの歴史。
下記はその長い歴史について触れているし、それを読みながら本記事を読むと、個別の変化ではなく歴史の文脈の中での変化について、より理解が深まると思う。
【入魂1万字】ソニー、アップル……起業家に「賭けた」音楽家の物語
https://newspicks.com/news/1810000
なかなかデジタルシフトに乗れなかった日本の音楽業界を産んでしまったのは、AppleのiPodという隕石が飛来したことによるインパクトのせいで拒否反応が大きかったせいだ。
ここから音楽の所持と聞き方が大きく変わり、スマホ、Youtube、ストリーミングサービスと一気に変化していくユーザーに対して、コンテンツの著作権というものを一定のフォーマットで販売することが売上の主流だった日本の音楽業界の右往左往やそもそも動かないという抵抗が始まる。
ユーザー目線になりきれなかった。これが敗因。
しかし、ここにきてavexさんが取ったフランス革命のような解放運動は日本の音楽業界に新たな権利をもたらすような気がします。
基本的にストリーミング、お気に入りはCDやダウンロード購入な私は、自由になった音楽が得るデジタル上での新たな権利サービスが面白そうで羨ましいです。
①デジタル×②ライブ感×③コミュニティ、この3つの要素がかけ合わさった時に生まれるシナジーの力だと思っています。
CDが売れなくなったから、デジタルシフト→ビジネスモデルをサブスクリプション型にするだけでは足りない。
今の世代は、参加型のライブ感と、一種の居場所となれるコミュニティを求めていると自分は考えています。
コミュニティの中から、安室奈美恵や浜崎あゆみなどの次世代スターを発掘することができるか?がエイベックス復活の鍵になってくるはず。
日本市場でもとっくに逆転しているのかと思った。
Tik Tokに限らず、デジタルへ進んでいくのでその波に乗るというのは当たり前だが正解。
その先にあるプラットフォームとの位置づけ、コンテンツをどうマネタイズするか?が凄く難しいポイントだと思います。あとはアーティストのプロモーション。昔よりプロモーションの選択肢や手法が細分化されているので常にマネージャーはヒヤヒヤだと思います。
「コンテンツとプラットフォームに対する価値の認識の違い」
「プラットフォームがすぐに移り変わる時代だからこそ、小手先の技術だけではない、本当に人を魅了するできるかがが問われるのかもしれません。」
といった言葉の節々から、エイベックスが世界潮流と自社の立ち位置を冷静に把握した上で、音楽文化を作るということにとても真摯に向き合っていることがうかがえます。良記事です。
然も双方間の利用契約が、今後の他のメーカーが、参入した場合の
雛形となるもので有れば非常に有益であったと言わざるを得ない。
以前にも書きましたが、短編動画共有アプリの中でユーザーが
楽曲を利用して映像の中でダンスを中心にリップシンクで自己表現する行動は、1970年代以降にヒット曲を、楽器を持つことなく手軽にユーザーが歌えるカラオケ文化が世界に普及した事象と似ています。
今回はデジタルの恩恵SNSにより、民主的に波及する可能性が生まれたので、Tik Tokでのヒット曲派生はアーティストや音楽業界サイドだけではなく、ある1面を視聴者やユーザーが決める時代に突入した象徴であると思います。
エイベックスさんのプラットホーム内で曲を解放し、ヒットを自然派生させAWAへ誘導するエコシステムも見事なビジネスモデルです。
丹さんもこのインタビューで語られているvalue gap 問題は、サブスクリプション文化が進む欧米では、深刻化しており、北米では、2016年180を超えるアーティストやメジャーレーベル、ASCAPなどの集中管理団体が、連邦議会に「デジタル・ミレニアム著作権法(DMCA)は、破綻しており、もはや創作者の為に機能していない」という公開書簡を提出している。ヨーロッパでも同年ポールマッカトニーを初めとする1000を超えるアーティストが、欧州委員会にvalue gap 問題の早期改善を提出しており、今年欧州議会もこれに応える修正案が、可決されたらしい。
もはや音楽コンテンツとデジタルプラットフォームとは、切っても切れない関係なので、日本も早期にこの問題に向き合わないと、特殊な市場状態で守られて来た、CDが突然、本当に売れなくなった時に、右往左往するのは避けたい処です。
中国に関しては、網易を始めテンセント、捜狐、新浪、の4大ポータルサイトや百度など世界規模のテックが目白押しで、中国市場への参入は
必須の課題ですね。韓流に負けないダンスパフォーマンスの向上とともに、矢張り此方も英語と同じで現地言語歌唱で寄り添っていく事も大事だと思います。
我々クリエーターサイドも益々単曲に賭けるエネルギー、アイデアが必須の時代に突入しました。音楽は今、イノベーション分野では1番面白い局面に突入した感覚でいます。
エイベックスの経営陣が、どう組織内にリスペクトを浸透させていけるのかが課題のような気がしてます。
「新しいユースカルチャーに根付き、そして一つの文化を作り上げたTikTokを尊敬し、無視するわけにもいきません。」