「値下げはすでに終えている」――KDDI高橋社長、ドコモに追随した料金変更を否定
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誰を見て経営してるかよくわかるインタビュー。ユーザーの方を向いていれば、サービスのクオリティに対して満足してもらえる金額になってるとかいくらでも言えたでしょう。それが政府からの宿題に答えたから大丈夫とは。。
KDDIへの値下げ圧力に対して先手をうったつもりでしょうが、これは失言かなと思います。
すでに値引きしていると主張しようがドコモの方が安くなればそっちにユーザーは流れます。
そうなれば遠くないうちに値引きを発表するのではないでしょうか。今日16%以上株価を下げていますが、そのタイミングでもう一度株価は下がりそうです。
そもそも携帯のシェアはドコモ約45%、KDDI約31%、SB約24%とのことで、KDDIはトップの追撃と後ろからの猛追をかわすために契約数獲得はアグレッシブにとりにいく必要があります。であればドコモレベルはマスト、それ以下の価格帯も検討すべきはずです。クオリティやコンテンツで差別化などできないのは自分たちが1番認識しているはずだからです。
一方で、中長期的には楽天との協業はプラス材料です。ドコモに取られる、という未来を消しただけでも大きなプラスです。うまくいけば楽天と共生、楽天が撤退するならば吸収できるためプラスしかないです。
カニバるからやらない、という選択は大抵の場合悪手。どうせ競合になるのであれば手を組んでおくのが得策です。
もしも今後さらに一歩進んだ組み方ができれば、SB&ヤフー連合に対抗するタッグになりえます。タイトルが北斗の拳のようですね。
ここまでの話を整理すると、ドコモは分離プランを進め、通信料を下げる代わりに端末サポートを減らすと言うことのようですね。これだとユーザーの総保有コストは安い端末や中古端末を買うか、長く使うかでなければ、さがりません。政府の狙いがこれで満たされるとは思えないので、ドコモは踏み込まざるをえないのではないでしょうか。
では5Gはどんなペースで普及させるのか?自社経済圏に滞留するほど、広告収入や決済手数料をユーザーとレベニューシェアする動きが加速するのか?興味の尽きない論点が沢山ありますね。何をどう説明しようと構わないが、
今更コモディティでしかないスマホを、
ユーザーは絶対支払額でしか、
評価しない。
それだけです。