【注目】巨大ファンド生保、7000億の地銀株というレガシー
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意外と知られていない、大手生保4社の地銀株保有額と、生保保有率の高い地銀ランキング。SPEEDAとタッグを組み、手間暇をかけて調査した独自リストと共に、生保と地銀の”親交”の未来を問います。
やっと追いついた。まとめてメモ。
◾︎市場規模40兆円。LINEが参戦。既存保険業界と新しい勢力の戦いが始まってきている
◾︎FinTechからInsurTechの時代
保険内容→スマホ割れ・水没、自転車盗難等
デスクトップ契約→モバイル契約
justInCaseの保険は、ジャイロを利用し、スマホを丁寧に扱う人は利用料金を割引く
◾︎異業種からの参入
特にライフイベントなどのビッグデータを把握している企業が有利。Amazon protect。
>オムツが高価格帯の製品から、少し安いオムツに買い替え始めると、その人が節約したいことが分かる。そういう時に、より負担額が低い商品への見直しを提案することもできる。
◾︎ゲノム解析と保険の時代
全ての病気が遺伝子要因ではない。環境要因もある。とはいえ、必ず発病する遺伝子もある。
保険会社は、遺伝子情報で、予防サービスなどを行える。
逆に契約者が自分のリスクを知った上で得な保険を選ぶ逆選択の可能性は増。
遺伝の問題は、本人だけでなく家族の問題でもあるので日本は慎重
◾︎保険会社の生きる道
保険は金融商品。若い人には原則必要ない。
よって各社様々の付加価値が必要。
保険はサブスクリプションのビジネスと考えられる
>健康で長生きというニーズを、金融で支えてきた。生命保険以外に、フィットネスや、医療、健康診断、薬やサプリといった商品がある
保険金の受け取りには、条件を守らせる「規律付け」が保険会社によって行われる。
今までは、そのモニタリングが難しかった。
しかしセンサーが、人体や環境のあらゆるところに設置されることでモニタリングが可能に。
◾︎銀行グループには「業務範囲規制」があるが保険会社は、適用をされない部分があるので、より自由なサービスを提供できる。
◾︎大手生保の反応
生保は地銀の大株主7000億円分。株を持つ代わり保険の売り先とする
地銀の収益悪化に伴い売却してテックに投資する流れがあるのではないか。保険会社には「巨大ファンド」の顔があります。その投資先は、日本国債以外にも、地方銀行株があります。今回の調査で、7000億円にも上ることがわかりました。
これは、販売チャネルのためと言われます。「A地銀の株を持つから、生保の営業職員をA地銀の社内で営業させて」ということもあるようです。これまでは機能していたこの〝投資〟がいよいよ変わろうとしています。