「ものづくり白書」に見る、日本の製造業が持つべき4つの危機感
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自動車産業界の中小企業である我々にとっては本当にグサグサと刺さる記事でした。ものすごく的を得ています。
我々はメーカー無しでは食べていけません。何をするにもメーカー頼りです。ですが時代の流れは我々の製品を必要としない方向に向かっています。なので最近になってようやく新しいビジネスモデルの創出という舵取りをしました。
ですがこれも中小企業特有の下請け根性が邪魔をしてなかなかにうまくいきません。まさに記事の通りだと思います。
このピンチを乗り越えるためには経営者の強い意思と従業員の意識改革が必要です。
そのためにもまずはピンチであるという自覚をもっと持ってもらうところから始めたいと思います。
注目のコメント
内閣府の第5期科学技術基本計画(https://bit.ly/2Rqlzsy)にあるSociety5.0に記した基本方針がなかなか進まない理由を4つに要約し、煽り付けているような印象も受ける。この4つのいずれの「恐れ」に関しても抽象度が高く、さらっと読んだだけでは具体的な施策をイメージできず、何も変わらないのではないかとも思われる。
個人的には本白書の第二部(https://bit.ly/2DdZydp)にあるような、H29年度に実際に施術された具体的な内容を見たほうが価値が大きいように感じる。どこがどこと提携してどれほどの金額でどんな事業を起こしたのかを追っていくことで、民間企業と研究機関、大学などの繋がりの今が垣間見えて面白い。
原白書はこちら。
経済産業省、平成29年度ものづくり基盤技術の振興施策、2018
http://www.meti.go.jp/press/2018/05/20180529001/20180529001.html金子さんに同意です
ワタシだけでしょうかねぇ、「製造」と呼ばず「ものづくり」と呼ぶところに、残留するプロダクトアウト信仰があるような気がするのは
あ、このコトバ自体は好きなんですよ
ご参考
https://newspicks.com/news/3424483抽象的な書き方ではあるものの、大筋同意です。
しかしどの企業もリスクが見えてなかったり軽視したりしている訳では決してなく、変革が必要なことは分かっているがその具体的な手法が思いつかない状況、というのが正しいと思います。
改革について、経営者が新しいビジョンを示すことはもちろん大事ですが、熱意をもって、(リスクをとりつつ)新しい仕組みを試せる胆力をもった従業員がいないと話が進みません。
AIと同時に、推進力のある人を要所にしっかり据える努力が必要ですね。