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「最近の若い奴は」と言う管理職は仕事をしていない――『ジャンプ』伝説の編集長が考える組織論

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    後編も素晴らしい。話に挙がるテーマも、マーケティングから人財育成まで幅広く、興味深い話ばかり。

    特に印象に残ったのは以下若手の育成についてのくだり。1on1を設定し実行するまではよくありそうな話ですが、鳥嶋さんの場合はそこからがまた面白い。

    ■ 以下文中より抜粋、一部要約。

     僕が白泉社に来てまずしたことは、100人ほどの社員全員と面談をすることでした。総務に来てもらって「全員と面談したい」と伝え、1人30分ずつで1日6人ほど、それで2カ月半かけて全員と面談をしたのです。

    その面談で感じたのは「現場の若手にやや元気がない」ということです。そこで再度、総務にお願いし、40歳未満の人をピックアップして、年齢も職種もバラバラにして4人1組でチーム分けをしてもらいました。

     月曜日の午前11時から、4人1組で2時間3セット、サンドイッチを食べながらミーティングをするのです。お題は2つ決めました。「あなたが社長になったら」「あなたが編集長になったら」のどちらかを選択してもらい、A4で1枚の資料を作りプレゼンしてもらうのです。それをもとに他の参加者や私とディスカッションするというものです。

    (その狙いは2つ)

    1. 言葉の力を磨くこと。
    なぜなら、編集者の仕事は、作家の言葉を聞いて、言葉を使って読者に伝えること。言葉こそが武器であり、その力を磨かなければビジネスにならないから。

    2. いろいろな社員と顔が見える関係を作ること。
    なぜなら、100人規模の会社になると、 社内の人間をうまく活用しないと仕事が回っていかなくなるから。


注目のコメント

  • コンサルタント (IT、事業改革)

    有意義なインタビュー。
    ビジネス観点でも示唆に富む内容で、印象に残る言葉が多い。

    以下、記事よりメモ。

    ”アンケートはあくまでも現在の状況を反映したものにすぎません。今あるものを分析して漫画を作ったら何ができると思いますか? それは「コピー」です。現状を分析して漫画を作ってもただの「コピー」しか作れません。 
     作り手は、現在のアンケートをもとに読者の欲求を探り、「こうかもしれない」という自分なりの仮説で作品を作るしかないのです。”

    ”要は自分の頭で考えるしかないということです。それを仕事だからといって自分で考えることから逃げてしまうと、どこかが作ったマーケティング資料に頼ることになる。そうなると、どこにも根拠がない企画になってしまいます。”

    ”そもそも幹部は何のために会社にいるのでしょう。社員を育てるためです。つまり「若い人が育たない」という発言をすることは「自分は仕事をしていない」と認めるのとイコールなのです。”

    ”自分に与えられた役割が何なのかを自分なりに考えて、その役割を果たそうと思う。そのように社員一人一人が考えられれば、それで組織は回っていくのではないでしょうか。”

    ”そのチームがいろいろな個性を生かせるようになっているか。一人一人の個性を許容できるようになっているのか――。会社をマネジメントするには、このことを常に考えている必要があると考えています。”


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