VWとモービルアイ、22年にロボタクシー商用化
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イスラエル発のモービルアイ。
自動ブレーキシステムを単眼カメラで制御できると、一時期は7割以上の自動車メーカーさんがこぞって使っていました🦄✨
2017年にはインテルに“1兆7千億円”で買収されたのも、ビックニュースになりましたよねー(*´꒳`*)
さて、モービルアイ自体は、自動車運転技術シェアも取ろうとしていますが、彼らは“ヒヤリハット”ビッグデータを収集し、道路が原因なのか、人が原因なのか見ることに今は注力してるように思えます。
白線がないから、信号に木がかかっていたからとか、事故の原因が人ではなく街にある可能性もあるのです。
それを解析してやろうじゃないか...!と。
面白い取り組みですよねー(*´꒳`*)✨自動運転向けの技術といえばAI半導体で主にエヌビディアとインテルが戦っている構図で、モービルアイはインテル側で画像認識技術を担っています。
自動運転はどのセンサー技術がくるかまだわからないので、完成車メーカーとセンサー技術を持つ企業との協業・提携は入り乱れています。自動運転のセンシングはカメラ、ミリ波レーダー、LiDARなどの手法がありそれぞれ得意下手があり、組み合わせで精度を上げる流れなので、例えばカメラの市場規模予測などは出所によってブレが大きいです。
モービルアイといえば単眼カメラを発端とする画像認識・処理に強みがありますが、他の陣営に対する競争力と完成車メーカーとの組み方は恐らくまだまだ流動的なので、どうなるか注目しています。イスラエルでのローカルな事業ですね。
イスラエルは周囲の産油国から嫌われているので、石油などの輸入には長年苦労しています。かつてはイラク北部からパイプラインがありましたが(恐らく現在は)閉鎖され、アゼルバイジャンやカザフスタンからの輸入が中心でした。最近はクルドからの輸入が急激に増えたとも言われています。
一方、天然ガスは長年エジプトからのパイプライン輸入が続いていましたが、エジプトは2011年頃から生産量が頭打ちで2014年頃から純輸入国に転じています。
イスラエル沿岸では2009-2010年にTamarとLeviathanという近年では比較的大きな天然ガス田が発見されていて、来年からはこれまでとは逆にエジプトに輸出するなんて話もあります。
そんなイスラエルでは、石油供給よりも天然ガス供給の方がまだマシなので、EVに対する期待は大きいです。バッテリー交換式で話題となった「ベタープレイス」(倒産しましたが)も、イスラエルを重視していましたね。
企業の連携関係や搭載技術も気になりますが。自動運転で歩行者や道路標識などを認識する為にはカメラは必須となり、その画像認識エンジンの半導体チップが重要で、その意味でIntel vs nvidiaという対立軸がありますが。
しかしカメラだけでは距離精度に限界がある上に、夜間や西日に弱いなどの弱点もあるので、大抵の場合はレーザーレーダー(LIDAR)が使われます。これまではヴェロダイン社の独壇場でしたが、高価なこともあり、トヨタはLuminar、GMはStrobe、フォードはプリンストンライトウェブとそれぞれ手を組み(Googleは独自開発)、しのぎを削っています。