【分析】デジマ頂上決戦。「アドビVSセールスフォース」の行方
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注目のコメント
お話させていただきました〜
この分野は、なかなかすっきりわかりやすく解説するのが難しい世界ですが、ウォッチャーとして、出来るだけみなさんにもわかるよう心がけてシンプルに記載してみました。
二社には事前にキーパーソンにヒアリングかけて、なんとなくチェックもらってますから、一定の納得感はあるんじゃないかな?
私は日本企業に対してとても焦っているのですが、その理由はなんといってもこの今の世界が見ているマーケティングの世界観に乗っかれるデジタルトランスフォーメーションが出来てそうな日本企業があまり想像出来ないことにあります。既に欧米の大手企業は10年前からこれに挑んでいるのですが、日本はまだまだ端緒についたばかりですよね。良いものを作れば売れるという信念から、マーケティング、ブランド、ビジョン、ミッションと言った言葉やその領域の言葉や概念を勝手にふわっと解釈して、きちんと突き詰めて理解し、専門家を育てて来ていないツケでもあります。未だに国内ではマーケティングに関しては、さながら二次方程式の解の公式を求めようとするような議論が散見されますからね…
私は多分、欧米やアジアの外資企業含め、マーケティング研修を数多くやっていたり、世界からグロービスに集う社会人経験を持つフルタイムのMBAの学生(日本人はほとんどいません)を教えたりしているのでますます焦ってしまうのです。日本では未だにコトラーマーケティングを求められることが多い。それにブランド戦略理解が大変弱いので、結果としてこの分野についてはHowの理解が強く、Whatがギリギリ、一番大事なWhyがとても弱いことも感じます。これ本当に日本企業に顕著なんですよね。
ただまずはマーケティングに興味を持って真剣に考えてもらうところからがスタート。だから歴史のコトラー、もの視点のマーケティングも、やる方がやらないよりずーーーーっとずーーーーっといいし、少しでもお伝えできることはお伝えしていかなきゃと日々思う次第です。
最後に大事なこと!私のおしゃべりをスッキリした素敵記事にしてくださった森川さん、本当にありがとうございます〜♪中の人です。非常にわかりやすい解説で本当に有難い限りです。
現時点では、ここで武井さんが書かれている通りエンタープライズ向けに軸足を置いておきながら、そのエンタープライズ企業の方々には、Adobeがデジタルマーケティングサービスを提供していることの知名度は、とりわけ日本市場においては依然低いと言わざるを得ない状況です。事実、私もたまたま縁あっていまはAdobeにいますが、それまでは知りませんでしたし。
今回の特集、とりわけ本記事はデジタルマーケティング領域におけるAdobeの立ち位置も非常にわかりやすく示していただいており、Adobeが「Photoshopやpdfの会社」にとどまらないことをご理解いただくには十分すぎるほどで、デジタルマーケティング領域に携わる私としては有難い限りです笑
ご興味ご関心お持ちの方、喜んでお伺いさせていただきます、よろしくお願いします!笑今や7000社とも言われるマーケティング・テクノロジーの業界。外部からはあまりに複雑で分かりにくいのを、武井さんに無理を言って、ざっくりと大きな業界地図と競争環境について解説してもらいました。
デジタルトランスフォーメーションだとか、エクスペリエンスという言葉はともすると宙に浮きがちですが、マーケティングが「売上に責任を持つこと」という観点、そしてそれぞれのプレイヤーの出自をみると、今起きている業界変動がよりよく見えてきます。
アドビやセールスフォース、そしてSAPの動きは注目ですし、そこにAWSのアマゾン、Azureのマイクロソフトというクラウドプレーヤー、さらにはグーグルのような広告プレーヤーを交えてみていくと、この世界の構図がより立体的に捉えれるのではないでしょうか。