日本を覆う「AI万能感」の危ない正体
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もうこの議論も何周も回ってしまっている感はある。「日本」なるものと、「シリコンバレー」や「ソフトバンク」を直接比較して理解度が低いと言われても、むしろ遜色ない方が怖い。
むしろ、AIに人格権を付与しようという議論をしている欧州の方が大丈夫かと心配になるくらいだ。
理解していない人の淡い期待感と、中途半端に理解した人のセールストークの両方があり、どちらも厄介といえば厄介だが、いつの世もこうしたものはある。
しかし、現時点で「できることはこれ」と断言してしまうのもまたどうかなと。東ロボはともかく、Googleの実装もまた、実現可能性の一部でしかない。
人間だって、言葉の意味や卑猥さの境界を理解できているなどと本当に言えるのだろうか。理解不足の「AIエンジニア」の増加が元凶との指摘だけど、下記のレベルの理解が出来てないエンジニアがいるとは思えず、エンジニアの皮を被った「AIセールス」の増加が元凶な気がする。
=引用=
AIは何ができて、何ができないのだろうか。
それは一言で言えば、AIは学習時に与えられたデータを母集団として、選択肢の中から最も当てはまりの高い解を「推定」しているにすぎないのであって、人間のように概念を理解し思考をもって答えを「決定」しているわけではないということだ。長年の社会的経済的慣習に依拠する判例法国の方が制定法国より、AIによる法的判断は整合的に行えるということか?制定法国では、法令変更があるから。
しかし、どちらでも、判例変更という位相変異がある。
自民党改憲案を食わせると、AIはきっと「爆発」するだろう。なにせ、近代国家の基本的ロジックである、基本的人権や立憲主義を否定するのだから。あるいは、前近代国家への転覆を企てるクーデターとして認識するかもしれない。