訂正:日経平均は続落、米株市場の動向に神経質 一時2万1000円割れ
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日経平均株価は84円安となっています。
米国株はNYダウが401ドル高と急反発しましたが、現地引け後の決算でグーグルやアマゾンが夜間取引で下げた為、今朝の東京市場は悩ましい朝でした。
前日822円安の反動から170円以上値上がりして始まりましたが、すぐに上値が重くなり、人民元安や上海香港株安に引き摺られる格好で、マイナスに転じました。
昼休み時間帯は、個人投資家ロスカット狩りとみられる先物仕掛けや、日銀ETF買わない観測もありました。
後場には売り直されて一段安、一時300円近く下げ、21000円割れの場面までありましたが、最後は小戻して引けています。
NY株が底入れを果たしたか否か確信が持てず、不安定な推移でした。
週を通せば1347円安と急落し、これで4週続落です(3週で1812円高した後、4週で2935円安の驚愕、10月入りから全く変調)。
水曜のNYダウが608ドル安と急落、2週間前の下げがぶり返したことで、世界同時株安再現です。
「中国減速で世界の景気業績がピークアウト」する懸念、或いは「米国独り勝ちの解消」懸念に囚われた格好でしょう。
今晩には米GDP、来週には月末月初で米雇用統計まで日米統計が連発する上、来週から3週間は日本企業の決算発表ラッシュです。
米中間選挙も再来週に迫る中、底入れ反転にはそれら懸念の解消が進むかどうかに掛かりそうです。日経平均-0.40%、TOPIX-0.31%、マザーズ-2.97%、REIT+0.21%。
米国株反発を受けて200円弱高スタートだったが、その時点でも米国主要企業の決算はあまり強くなくダウ先物も200ドル下がっている状態。寄った後はジワジワマイナスに。中国は15時時点で上海-0.5%、香港-1.0%。またダウ先物はさらに100ドル下落し-300ドル。
業種別には明暗が分かれていて紙パ+1.84%、輸送用機械+1.43%、ゴム+1.38%、陸運+0.77%、不動産+0.65%。マイナスはサービス-2.49%、精密-1.53%、その他製品-1.35%、情報通信-0.98%、電気機器-0.91%。
個別ではサイバー-7.24%(Abema TV赤字継続)、キヤノン-5.62%(カメラ中心に下方修正)、リクルート-5.01%などが目立つ。またメルカリは続落-1.19%、LINEも-5.29%で3400円、公募価格は3300円だったのでかなりそこに近づいてきてしまった。今日は反発すると思ったが、ダメだった。
10月6日~11月16日は金星の逆行。
今回の下げはこれと開始がほぼ一致しているから、11月中旬まで模様ながめが正解かも。
大統領サイクル論によると、3年目の来年は最も米株価の上昇率が大きい。2019年に期待しましょう。
(追記)NY市場は弱い動きとなる気配が濃厚。
過去、消費税の増税延期の決断は11~12か月前に実施された。
大きな下げで日経2万円割れなら、「断腸の思い」で公約を撤回。
延期決定となるだろう。