「デザインシンキングなんて糞食らえ」。ペンタグラムのナターシャ・ジェンが投げかける疑問
Webマガジン「AXIS」
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コメント
注目のコメント
ほんとこれ。
元々は、工学部(出身)の図面だけ引く(機械)エンジニアにビジネスセンス(産業デザイン+ビジネスモデル)を教える為の方便みたいなものだったが、様々な人を巻き込んでいくうちに広義化抽象化され「デザイン」の意味が拡大し「正反合」の様に解釈する人まで出てきたのかと。バズの弊害ですね。将棋に例えると、「定跡」という名の考え方のフレームワークと、研究や戦いで積み重ねた「読み」という名のPDCAの経験があれば、羽生先生の持つ「大局観」が備わって、デザインシンキングの5つのステップを踏まなくても頭に浮かぶようになります。
定跡を知らなければ将棋は勝てません。しかし、定跡だけでは将棋は勝てませんので、ということかなと。
将棋の世界では、この定跡糞喰らえと直感により新手が生まれて、新たな定跡が出来るというPDCAがずっと続いています。
ですので、時代に合った考え方のフレームワークも必要であるとも思いますし、フレームワークに囚われすぎるのは良くないのはというのは間違いないと思いますし、でも話題に挙げるほど凄いと持ち上げることでもないと思います。これはおもしろいな。僕もわりと「デザイン思考」をすっと飲み込めていない。場の納得感を醸成することに目的が向かいがちな気がして。ただプロトタイピングはとても大事だと思っていて、それがデザイン思考が浸透して一般化するのはいいことだなって思う。