【業界分析】あなたの市場価値を最大にする、会社の選び方
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選択しているユーザー
上司とマーケットを見極めた前提で自分の市場価値を高める
→市場価値の測り方
➀1人当たりの業界の生産性
(その業界にいる人間が1人当たり、どれほどの価値を生み出しているか)
➁人的資産
(会社を替えても、かわらず応援してくれる仲間や顧客など)
➂技術資産
(専門性や経験など、他社からも必要とされる、高い技術力)
適性ややりたいことが見極められない学生
→専門性or今後伸びる産業
生産性高い産業=給与も高い
(儲かってるもしくは希少性の高さ)
椅子の数が多い会社、従業員数の推移
ビジネスパーソンの成長は、「意思決定の回数」によって決まる
本質的価値(イノベーションの影響受ける)
周辺価値(受けにくい)の4パターン
「組織風土」
「地場との強烈な繋がり」
「規制や法律」
「カリスマ経営者による市場の期待」
【マーケットの反応を見ながら仕事に熱中し、それと同時に組織にいることに愛着がある状態が、ベストな組織】
結論
1にマーケット、2に上司
注目のコメント
佐藤さんに取材して頂きました。一点注意があります。
それは泉田さんも私もめちゃくちゃ理論派だと思うので、この記事は相当ロジカルに行き詰めた究極の方法だということ。
まさに『転職の思考法』の主人公がそうであるように、色々理屈はあるものの、一番大事なのは素直さだったり、人間としての魅力だと思いますので、理屈に踊らされすぎないようにあくまで参考にして頂くのがいいと思います。
(言い換えれば、思考法を持ちながら実践するのと、持たずにやるので成功確率が変わるのも事実。という程度のものです)
佐藤さん、ありがとうございました!社会人になって「会社」を分析する仕事に就いて見えてきたものについてお話しさせていただきました。学生時代には見えていなかったものが後から見えたものなので懐古的ではありますが、データを見るとそうかと気づいたものはこれから仕事について考える人にとっては頭に入れておいても損はないと思います。北野さんとは出身業界の違いこそあれ、仕事を選ぶ目線やアプローチが非常に近いというのに非常に驚きました。マーケットバリューというと「個」にフォーカスが当たりがちですが、一方で仕事の規模が大きくなればなるほど一人で完結する仕事は少なくなり、「チーム」の中の自分が重要となるのは誰でも感じることだと思います。新卒時代に上司にめちゃくちゃ怒られトイレでへこんでいたことも付け加えておきます。
市場価値を上げるためにも、まず社内市場(社内での上司からの信頼・評価をどう得るか)も無視できないケースが多いと思うので、「自分はマーケット見ているので、上司とか社内を見て仕事していないです」ってスタンスを取り過ぎると、なかなか上手くパフォーマンスしないのではと思います。
また、業界の生産性の話ですが、業界で括りすぎるのもミスリードする要因になり得るので注意が必要です。生産性や利益率は経営の意思でもあるので、個別企業で違ってきます。一人当たり売上の違いは業界ごとに大きく違う傾向にありますが、主に資本装備率の違いで資本集約と労働集約の違いで説明できるでしょう。生産性や利益率はまた別の経営指標という理解です。
キャリア構築においては、価値創出の再現性の有無が重要だと思います。資本集約の業界や規制業種の業界は、たしかに(ここで言う)業界の生産性が高いのでしょうが、その仕組みの上で働くだけでは、個人・スモールチームとして独立した際の価値創出の再現性が低いと思いますので、将来的な流動化前提で考えるとマイナスも大きいと思います。技術資産、人的資産もあわせて考える、というのはそういうことも含めて複合的に考えるということであれば、同じことを言ってるわけですが(多くの人はそこまでの理解に行かない気もします)
そもそも、こういったキャリアリテラシーはあまりにも普及していない感もあるので、こうした知識を普及させる意義は一定あるようにも思いますが、あまり目ざとく打算的に考えていない人の方が成功している傾向もある気もします。(打算的利己的な人は成功しにくいゆえだと思います)