故ホーキング博士、遺伝子操作による「超人間」の誕生に懸念：遺作エッセイが出版

コメント

選択しているユーザー

• Ono Ryoki

  weea inc. CEO

  ・2018年10月20日

  この度発売されたホーキング博士の遺作で、遺伝子操作による記憶・病気への耐性・寿命、筋力などの身体能力の高い超人間が生まれ、格差の肥大化が予見・言及されている。
  
  遺伝子操作によって良くすることが出来るならば当然悪くすることも可能、医療ミスは勿論、恣意的に行われた劣化改変などは人道的に殺人よりも重い罪に問われるのではないか。
  
  この遺伝子操作人口がキャズムを超え、スタンダードが変わるタイミングで私たちは遺伝子格差をどう受容するのか、差別の発生すら予見されそうな重いテーマであるが、超人間においても大事なのは在り方であり生き方で、人生において心豊かにどう良く過ごすかという命題においては然程変わらないようにも同時に思うところでもある。

注目のコメント

• 高橋 祥子

  TAZ Inc. 代表取締役社長

  ・2018年10月20日

  ホーキング博士の遺作『Brief Answers to the Big Questions』。
  遺伝子的に改良された「超人間（superhuman）」が登場すると、彼らよりも能力で劣る既存の人類との間で格差が生じ、重大な政治問題になると指摘。超人間と競争できない人類は「絶滅するか、重要でない存在になっていく」と警鐘を鳴らした。代わりに、「加速度的に自己の改良を続ける新たな種が台頭する」との予測を示している。
• 島田 祥輔

  サイエンスライター

  ・2018年10月20日

  遺伝子的に改良された超人間が誕生して既存人類との格差が生じるという、格差社会を超えた「階層社会」という考えは、映画『ガタカ』やアニメ『機動戦士ガンダムSEED』など、フィクションではよくある設定です。それがいよいよ現実味を帯びてきたということです。