神経科学が明かす「真剣な読書」が脳に与える素晴らしい影響
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昔ながらの「深い読書」にしか当てはまらない。本の世界に迷い込むような読書、そしてデジタル機器の存在など忘れてしまうような読書
精読や、深く読み込むことが大事ですよね。
昔ビジネス書を速読ばかりしてましたが、習慣しか付かなかったと今振り返れば思いますよく、妄想が得意な人は頭がいいと言いますが、それは頭の中のイメージに「没入できる」からだと思います。
この記事にも「物語の世界に入り込む」という言葉が出てきますが、つまり真剣な読書、深い読書とは、そういう没入して入っていけるような読み方なのだと思いました。
と、考えると、やはりビジネス書のような本よりは、物語系の本の方がここでいう読書に適しているような気がしますね。
ちなみに、私が読んでいて没入感が凄かったのは下記2冊。
・貴志祐介著 『新世界より』
・ビル・プロンジーニ、バリー・N・マルツバーグ著『嘲笑う闇夜』
この2冊は没入感凄かったなぁ。深い読書によって共感力や創造性が育まれるという、なるほど素晴らしい話。子供には良い本を与えるべきという強力な論拠にもなります。とはいえ、我が身を振り返ってみればビジネス書や実用書に接することが多く、一方でミステリーやホラーも好きなのですけれど、残念ながらエンタメものではこうした効果はあまり期待できなさそう。
それこそ本の世界を生きるような、読み終わった後もその世界がずっと心の底に残っている経験をしたような本といえば…「宮本武蔵」とか「西行花伝」「嵐が丘」、それに小川未明やカポーティの作品など。うーん、深い深い本の世界を堪能するのに、まずはウサギの穴に落ちるか、マドレーヌを紅茶に浸していただいてみましょうかね。