【小笹芳央】念願の上場に「待った」をかけた理由
NewsPicks編集部
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小笹さん、上場して研修事業が厳しち不景気の最中の00年代半ば、自社株をきちんと買い増ししてたはず。話をする機会があったのだけど、この方は覚悟とかエネルギーレベルが普通の経営者とは全く違う次元だと思った。今みたいな時価総額、スケール感になるとは当時は思ってもいなかった。やっぱり、人だな。人しかない。
「公開延期という決断を下したものの、その準備を進めたことによって、社内の管理体制は格段に進歩していましたし、後のオーナーシップ制度(従業員持株会等)の導入にもつながりました」
これは経営者の方からよく聞くお話。IPOは成功しようが失敗しようが会社を仕組み化するチャンス。体制整備、戦略ブラッシュアップ、自己客観視など出口がIPOにならなかったとしても経営レベルアップや売却のしやすさ向上につながる。企業がIPOそのものをゴールにする無意味さについてよく指摘されますがチャレンジには意味があるのだと思います。記事の本筋とはズレるんですが、リンクアンドモチベーションは上場延期の際に開始した従業員持株会に力を入れています。
奨励金は積立金額に応じて段階的に増え、月5万円以上拠出している社員には40%(!)奨励金を負担。
5万円で7万円分の株が買えます。
従業員持株会の加入率は96.2%。
「当事者意識を持て!」と言うより効果的だと感じます。