長年支払ってきた「国民年金」は、一体何年で元が取れるのか?
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10.6年でもとが取れる超優秀な保険。国民年金。
「年金制度は崩壊する」という言説。それに惑わされて無年金or自己資金で老後を迎えるととんでもないことに。
だって、無年金となったときに頼るであろう生活保護制度の方が崩壊しそうですから。
iDeCoやNISAと組み合わせて、年金制度(国民年金・厚生年金)をうまく活用したいものです。
(引用ここから)==
公的年金は損な保険ではなく、すごくおトクな保険。しかしなぜわずか約10年ほどで元が取れるのか。月々保険料は16,340円ですよね。でも国庫負担(税金)が老齢基礎年金の2分の1投入されています(平成21年3月までは3分の1)。どういうことだ?
年金は賦課方式なんだから、「現在の納付金額」と「現在の給付金額」で計算するのはおかしいのでは?
たとえば、今日現在の高齢者の年金の場合、「昔の納付」があったから、「現在の給付」があるわけでしょ?
つまり、昔の納付と現在の給付とを比較しないと、損得はわからない。
だから、「現在いくら年金保険料を納めているか」というところから話を始めたいのであれば、
そこで比較検討しなければいけないのは、「将来いくらもらえるか」でしょ?
今の現役世代が納付している金額と、今の高齢世代が受給している金額を並べても、損得の勘定になっていないんじゃないのかな?著者も重々承知の上だろうけれど、インフレ率が考慮されていない片手落ちの計算記事。
例えば50年前の初任給は5000円とかですよ。
年金の運用もまた、本来緩やかなインフレを前提に資産運用されるため、それ程世代間の払い戻し格差は生じないハズだった。これもまたデフレに弱い仕組みであると同時に、高めのインフレ率の際にカネに目が眩んで色々と不適切な投資をしてしまった。
やはりいっそ、全額税方式の方が良いと思います。