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【1分解説】孫正義も頼る、疑惑の皇太子。サウジ“大炎上”の行方

NewsPicks編集部
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    静岡県立大学国際関係学部 准教授

    一連の「大炎上」の結果として、警戒されるべきことは、ムハンマド王太子(MbS)の去就ですね。それ次第で、数多のビジネス・プロジェクトもサウディアラビアの国内国外の政策もキャンセルされる可能性はあります。サウディアラビアが原油価格を吊り上げたり、石油不足で世界経済大混乱、といったことはあまり心配しなくてもいいでしょう。ムハンマド王太子はそういったことを言い出すかもしれませんが、そんなことをしてもそれこそサウディアラビアの国益に適わないので、大人たちがやめさせるでしょう。
     ムハンマド王太子は自分の気に入らないことを言った国には喧嘩を売ってきました。カナダとまで対立し、カタールは経済封鎖し、イエメンに至っては、何の利益になるのかわからない戦争を仕掛けて何万という単位で人を殺しています。国内でも王族や企業家を長期に渡り拉致監禁し、彼らの所有する企業や資産を差し出させました。駄々っ子のようなものですが、彼の支持基盤はまさに崩れ去ろうとしており、特に中枢にある王族からの突き上げが予想され、ムハンマド王太子をやめさせなければ、サルマーン国王の地位も危うくなりかねないでしょう。
     ムハンマド王太子が30歳にしてこのような人間になってしまったのは、無論、絶対王政と石油による資産、教養や人権を重視しない社会、というのが大前提としてあるのですが、直接的に悪いのは、取り巻きたちが国内外のコンサルタントたちと一緒になっておだてたのに乗せられ、「偉大な改革者」というイメージにとりつかれてしまったことでしょう。王太子とソフトバンクの間に立っているヤーセル・アッ=ルマイヤーンという人物は、そういった取り巻きたちの典型であり、Uberから莫大な資金を提供されて、サウディアラビアでの女性による自動車運転解禁を働きかけた人物でもあります。


  • NewsPicks CXO

    サウジの疑惑というショッキングな事件が国際問題に発展しつつある中、あまり明らかにされていないソフトバンク・ビジョン・ファンドの情報について、公開情報を元に改めて整理をしてみました。

    投資の意思決定を行う投資委員会のメンバーには孫会長とラジーブ・ミスラだけが公表されていますが、サウジのPIFからも出ていると言われます。

    果たして2号ファンドレイズの直前における今回の事件によって、孫会長は投資マネーの“弾切れ”を起こすのかどうか。かたや世界的ユニコーンブームの沈静化が取り沙汰される中で、今回の事件がどう影響していくか、いずれにしても行方が注目されます。


  • The Japan Times 共同編集局長/Co-Managing Editor

    サウジアラビア王室に批判的だったジャーナリストが、同国皇太子のムハンマド・ビン・サルマンによる指示で殺害されたとする疑惑が、外交問題にとどまらず経済的な領域にまで及んでいます。

    経済面の目下の焦点は、この疑惑によって「改革派」と目されてきたムハンマド皇太子の求心力の低下と彼が進めて来た国家改造計画Vision 2030の行方、さらには皇太子が出資してきたソフトバンク・ビジョン・ファンドにどのような影響が及ぶか。

    最近、ソフトバンク・ビジョン・ファンドはシリコンバレーでも存在感を増しており、これを通じて多くの企業にサウジマネーが流れ込んできました。
    少なくとも表向きは「良心」を信条としてきたシリコンバレーが、この事件を契機にどう反応するか、注目です。


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