日本のIT投資 不足深刻 25年、システム6割が老朽化
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多くの方にとっては、GDPとかの数字に過ぎないですが、
日本で12年ITかかわった私から見ると
中国に比べると以下の何点から遅れてます。
①人材が圧倒的に足りません。
a. ITは辛い仕事の上に報酬が妥当になってないため、好きではない限りやりたくない。
中国では能力に応じて、給料が高い。
※まだ勘違い方もいるかもしれないが、ここで言う給料は1000万円単位を指してます。
b. 社会的にホッとな仕事、業界のイメージになってない。
中国では一時は、彼氏を探すならITエンジニアにと言う流行語まで出てる。
②SI会社が大量存在するのは本当に、人材資源の浪費
SI+派遣=最強の無敵組合せ。
a. SIはいい人材を吸収してるのにも関わらず、技術を磨きよりどう派遣を管理するのかに専念。
b. 派遣は長期的な視野で技術を深く磨くのがありえない、いつも次の案件に奔走しなければならない。
③ 国からも重視がない。
a. AIとIOTと5Gはもはや国の後押しなしで、会社単位で戦うのは難しい。投資が莫大すぎる。
結果を言うと、2008年ごろまで大体同じレベルでしたが、今は差が目に見えるほどになってる。
注目のコメント
この記事で引用されている総務省のIT投資データによれば、米国のIT投資額は20年で3倍近くに増えたのに、日本はほとんど増えなかったとのこと。なかなか衝撃的なデータです。
でも、この記事では、総務省が作成したもう一つ大事な分析が紹介されていません。それは、GDP比でみたIT投資額は、日米とも全く同じだということ。20年前も同率で、今もほぼ同率。つまり、日本のIT投資額が少ないのは、「失われた20年」の間に経済成長しなかったという話にすぎません。
http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h30/pdf/n1300000.pdf日本企業は情報革命の重要性を理解している。
企業には巨額の留保もある。
しかし、IT投資は不足しているばかりではなく、そもそも、もう日本企業発のITイノベーションは少なくなっている。
アメリカと比べてそれは明確に出ているが、中国と比べると、さらにひどい状態にあると感じる。投資額は、GDP比で見た方が良い。
その見方では、日本のGDPが伸びていない
事を考えると余り変わらない。
問題は、投資の中身だと思う。
独自のシステムを作る傾向が、
保守投資を大きくし、
システムは古くなり、
戦略的な投資額を小さくしている。
ITと言うのは、急激に進化するので、
設備投資として考えるべきでは無い。
最近では、もはやサービスとして
供給してもらい、常に最新の機能を
使え、不要な物はやめる事が出来る。
ソフトウェア アズ サービスと言われる
仕組みである。
一番大切なのは、無駄なこだわりを
捨てる事である。
1人しか使わない機能や、理由が
はっきりしないプロセスをばっさり
捨てなければ、ならない。