豊洲の照明、マグロ映えず=見え方変わり目利きに影響
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注目のコメント
これは単なる明るさの問題ではなく、魚の表面上で起こるグレア(反射グレア)によるものでしょう。
築地で使われていた蛍光ランプは拡散光を照射するのに対し、LEDは指向性の強い光を発します。今までLED照明器具を建築物件にプランする仕事をしてきた経験から言えば、仮に器具の前面にカバーやレンズがあったとしても、その照射光の光度は高いと感じます。
そのLEDの光により、もともと水分や脂で照りのある魚の表面や切断面上で強い反射が起こり、もしかするとハレーションを起こしたような状態になっているのではないでしょうか。
拡散光を照射する蛍光ランプの下とは異なるテクスチャで見え、困惑されるのも無理はないことと思います。
また、色の見え方も蛍光ランプとLEDでは異なります。
仮に演色性(色の再現性)が高くなったとしても、色の見え方が違ってしまうと、今までの経験や勘が働かなくなります。
同じような問題は新たな光源が出現する度、例えば、医療関係などで起こってきました。
作業される方にはご苦労ですが、こればかりは時間をかけて慣れていただく他ないように思います。いちいち文句を言う世の常
誰がとか不明な状態で
こういう意見がでると
だったらAIが検知して
美味しい魚を見つければ良い
なんて話に繋がる
新旧対決
人間でも機械でも
それが世の常皆さん与えられた環境の中で、新たな目利きのノウハウを確立するでしょう。
プロなんですから。
日本のプロ野球で一流と認められたのち、メジャーに転身するピッチャーだって、ボールの滑りやすさやマウンドの違いを言い訳にする人はいませんから。