京セラが開発した工場のIoT化を加速させる小型・薄型アンテナ
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コメント
注目のコメント
どんどんソリューションが生まれてきますね。
初期導入されたものから変更されることも少ない印象があるので、どのソリューションがスタンダードになっていくのか、注目です。金属製のアンテナを絶縁体で包んだということですかね。アンテナから金属や水分への結合が防げたとしても、アンテナから放射された電波は金属や水分の影響を受けますから、当然ながらアンテナと目標との間には金属は置けないですよね。ミスリードされる方はいないと思いますが。
追記
すみません、理解不足でした。
近接する金属や水分の影響をAMC(人工磁気壁)と呼ばれるモノポールアンテナのカウンターポイズ的なもので無視できるものにしてやって、そのプレーンな環境下でアンテナを機能させるものなんですね。
同様のアイディアはすでに金沢大などが論文を発表しているようですが、京セラの肝はAMCの必要面積を三面鏡の原理でもってかなり小型化することに成功したということなんですね。
これは、IoT時代に各所にばら撒かれる無線モジュールに搭載可能ですから、設置場所を鑑みずに適当にどこに設置してもそこそこの通信品質が担保できそう、ということで、要素技術として将来が楽しみですね。
また、周波数帯を2.4GHzからサブギガにできれば、同社のSigFoxと組み合わせられますが、波長とともにアンテナの寸法が大きくため、ここも今後の開発動向に要注視ですね。