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サウジ皇太子、記者の拘束指示か トルコで行方不明、帰国誘う

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    静岡県立大学国際関係学部 准教授

    トルコの警察当局の公式発表およびリークから明らかになっているのは、
    ・10月2日早朝、チャーター機でサウディアラビア人9名がイスタンブルに到着。あとの6名は別のチャーター機で同日17時に到着し、領事館に寄っただけで同日18時20分に出国しています。この計15名については、身元が判明しており、軍人や情報機関員の他、検死を専門とする医官1名で構成されています。
    ・10月2日13時、殺害されたジャーナリストのカショギ氏はイスタンブルのサウディアラビア領事館に来訪、以後消息を絶ちました。カショギ氏は、この日時に領事館に来るように指定されていました。
    ・同日22時、チャーター機で9名のサウディアラビア人も出国。この15名のサウディアラビア人は、チャーター機でイスタンブルまで来て半日ほど滞在し、ホテルにチェックインした他は(ただし宿泊はせず)、領事館以外どこにも行かなかったと見られます。
     これだけでは、カショギ氏殺害の証拠にはなりませんが、別のリークでは、「殺害の模様を録画したビデオ」をトルコの警察当局が入手しているともいいます(ニューヨーク・タイムズ)。これが本当で公開されれば、決定的な証拠となるでしょう。そのようなあからさまな証拠を残すなどとはおかしい、とも思われるでしょうが、これはあのあたりの専制君主や独裁者はしばしばやっていることで、君主や独裁者を批判した者を凄惨なやり方で殺害する模様を録画し、側近たちを集めて上映会を開き見せしめとします。サッダーム・フセインなどもやっていたことで、彼らはこれで彼らの支配を盤石にできると考えています(実際はそうでもありませんでしたが)。実のところ、サウディアラビアの専制君主制を批判したり、反乱を呼びかける人たちはたくさんいます。そういった勢力よりもまずカショギ氏が見せしめとされたのは、影響力が大きいことと、カショギ氏が「米国が甘やかすものだからムハンマド王太子が勘違いして我がまま放題している」という書き方をしていたことが癇に障ったのではないかと考えられます。体面を傷つけられることをあのへんの専制君主や独裁者は大変に嫌がります。そういう発想をする人間が権力を掌握する社会なので、国民の福利や経済の持続的な発展のために合理的な思考をする、といったことは期待できません。


  • フォトグラファー / メディアリサーチャー

    かなりの情況証拠がトルコ当局などからリークされています。
    見方によっては、トルコ側も今回の一件について事前にある程度把握していた可能性が生じ、早急な証拠提示は「トルコがカショギ氏をスケープゴートにした」という批判を招く恐れもあるでしょう。

    ちなみに、問題の領事館内でトルコ当局関係者を案内する総領事の映像が出ましたが、目が泳いで挙動不審な上に、終始両手をポケットに突っ込んだまま。一国の元首の代理という立場の人間が取る態度としては極めて不敬で、隠し事をしている人間の行動に似ています。


  • 東京大学 先端科学技術研究センター教授(グローバルセキュリティ・宗教分野)

    その後もどんどん情報が出て来て、サウジの首脳や出先機関の情報が筒抜けであることが露呈してしまった。ムハンマド皇太子側近の関与が米国で政治的に問題視されるかどうか。


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