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Microsoft develops and licenses consumer and enterprise software.
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Amazon is a leading online retailer and one of the highest-grossing e-commerce aggregators, with $386 billion in net sales and approximately $578 billion in estimated physical/digital online gross merchandise volume in 2021.
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Apple is among the largest companies in the world, with a broad portfolio of hardware and software products targeted at consumers and businesses.
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私自身も、取材とは別に実感値として感じにくい部分があったのですが、このブラッド・スミス氏の話を聞き、ようやく霧が晴れました。もちろんセールストークも多いのですが、裁判など歴戦をくぐってきた同氏の演説は、派手でこそないものの、強く惹きつけられるものがあります。
やはり大企業や各国政府を相手にビジネスをする場合には、(アマゾンやグーグルと違って)「明日、急にあなたの強豪に変身することはありませんよ」と強いメッセージを打ち出し、信頼を勝ち取ることがいかに大事なのか、B2Bビジネスの肝を見せつけられた気分です。
マイクロソフトは「カッコ悪い」とやや自虐的なトーンで語っていますが、彼らのコンセプトムービーである"Productivity Future Vision"シリーズは全然クールですし、AppleのようなC向けとは別の、玄人受けする「カッコ良さ」への矜持がそこにはあるのではないかと。
個人的には、2011年のSkype買収はうまくいかせていない(とみえる)マイクロソフトが、2016年のLinkedin買収、2018年のGitHub買収を今後どういかしていくかは興味深く見ています。
ビジネスにおけるプロフェッショナルとエンジニアのコミュニティをどういかすか。GitHubの買収は、GAFMAの中で唯一B向けソリューションでMicrosoftが後塵を配しているAmazonのAWSに対する有効な対策にもなりうるでしょうしね
“マイクロソフトのミッションは、「他人をクールにすること」という書き方はしていませんが、「他の人々の成功を手助けする」と言っています。”
こう言う感じの人。相手のことを頑張って考える人っていうか…
それは明確にミッションで「何をしないか」が明らかにされているからなんだろうと改めて思った。
マイクロソフトはそこで戦いません、クリティカルなポイントは他にあるという宣言。
一方で
『主役は顧客、裏方に徹す』『クールを目指さない』という非ブランド化のスタンスをハッキリ宣言するのも一種のブランディング。
MSはWindowsブームの後にも成長を続けたが、それはBtoBをしっかり押さえて、そこの成長を取り込めたから。カッコよさではなく、使われる強さ、そこらへんがあったのだと思う。
もう一個思うのは、「オタク(Nerd)」という点。
記事の写真のビル・ゲイツ氏や先日なくなったポール・アレン氏、時代が違うとはいえ、あまり「クラスの人気者」感はない。
元々コンピュータをやっている人は眼鏡をかけているオタクといった捉えられ方が多かった。今のエンジニア=カッコいいというイメージができたのなんて、ここ最近だと思う(例外がAppleで、こだわりを持つデザイナーとエンジニアに昔から好まれていた)。
カッコいい仕事になることで、より多くの人が目指す効用もある。一方で、好きだからではなくカッコいいと思われたいから選ぶ人も増えてくる。シリコンバレーがサンフランシスコまで含むようになったのも、そういった側面がある。
そのなかで、カッコいいからではなくカッコ悪くても役に立つというのを押し出すことは、カッコよさゆえではなく本来的に好きな人からのリスペクトが集まっている側面もあるのではないかなぁ(救われている感がする)と、海部さんのコメントから思った。
世の中がどうとらえようと、好きな事、自分が意義があると思っていることに打ち込む人は、カッコいいと思う。そういうカッコよさが多い企業が増えると、自分はいいと思うし、Microsoftはカッコいいと思う。
OBとして、またそれ以前の時代を知るものとして言うが、マイクロソフトはかっこ良かった。そしてまた、今またかっこ良くなってきている。
記事で書かれているように、マイクロソフトは自らがフロントに立たない。何故ならば、マイクロソフトは開発者をユーザーとしてきた会社だからだ。開発者の先に実際のユーザーがいる。それはConsumerのときもあれば、Business Userのときもある。いずれにしろ、プラットフォームベンダーとして、開発ツールベンダーとして、常にマイクロソフトは開発者を顧客としてきた。今回、GitHubを買収したのも、それから考えると、極めて理にかなったものだ。
WindowsやOfficeが売れ、他事業としてもXBoxなどがあるため、自らフロントに立つことも多かったが、それが祖業ではない。今回の復活劇は、開発者という一般には目立たない存在かもしれない重要なユーザーをメインターゲットとして再定義した、粗業回帰によるものだろう。
”WHERE ARE THEY NOW? What happened to the people in Microsoft's iconic 1978 company photo”
https://www.businessinsider.com/microsoft-1978-photo-2016-10
とくに向かって左のビル・ゲイツの上にいるのはボブ・オリア.アポロ計画にプログラマーとして参加.司令船が再突入するときの軌道決定のプログラムを書き,アームストロングが月に降りた時にコマンドセンターにいた1人.
一方でこの強さはいつまで続くのでしょうか。
私はマイクロソフトの負けない強さを感じます。
それは、それが、真の強さなのでしょうか?
答えはないですが、あと10年経った時にIBMのように
なっているのか、引き続き勝ち続けるマイクロソフトで
いるのか。
強い企業の進化の過程。
いずれにしろ、歴史に名を残す企業ですから、これからも注目しておきたい。
「知財を保有するのは顧客自身」
「世界中の開発者にとっての執事になる」
徹底的に裏方。
これは金融に通ずる考え方。
金融は裏方を決めてこそ価値を発揮する。
目立ちすぎると世界が歪む。
「究極的な問いは、コンピュータが『何をできるか』ではなく『何をすべきか』」という文中の問いは、コンピューターを金融を置き換えても同じ。
下記の書籍は、金融が何をなすべきかを考えるときにおススメです。
【金融は人類に何をもたらしたか】
https://www.google.co.jp/amp/s/huyukiitoichi.hatenadiary.jp/entry/2015/02/08/221015%3famp=1