ファーストリテ、ダイフクと物流自動化で提携 1000億円規模を投資
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ファーストリテイリングは、アクセンチュア、島精機製作所(編み機大手メーカー)、最近ではgoogle、と大手専門企業との提携を積極的に行っている。ファーストリテイリングほどの大企業が最先端かつ大規模な取り組みをしようとすると、取り組める相手が限られてしまい、かつ相手からのリソースのコミットメントが必要で、そのための提携なのであろう。規模が大きくなると実は組める相手が減ってしまって、パートナーのリソース確保は重要事項である。リクルートが紙の情報誌を発行していた時代、毎週のあれだけの大量の印刷を頼める会社は非常に限られていたし、マクドナルドもずっとずっと昔はグローバルパーチェンシングシステムが整っておらず、ある国のマクドナルと別の国のマクドナルドがじゃがいもの買付けで競合してしまうようなことが起こっていた。
ファストリが物流に一層取り組むことの示唆。
ダイフクは、物流装置の大手。物流・小売りだと仕分け、搬送、保管などに使われる装置を製造。
https://www.daifuku.com/jp/solution/
ユニクロはここ数年物流に力を入れている。ただ有明倉庫は稼働時にはかなりの混乱があった(①)。また物流と言っても、何を目的とするかによってその物流システムの設計はかなり変わってくる。ユニクロとZARAを比較した②も併せてご参照いただきたい。
にしても、島精機といい、ファストリは最近、自社にとって重要な装置メーカーの囲い込みを進めている印象。
①https://newspicks.com/news/2343813
②https://newspicks.com/news/3322474ユニクロの物流への投資規模が大きくなってますね。
ユニクロは、ザラと違って、1アイテム当たり大量に店舗に流す初期配分と、その後の1アイテムあたりの量が少ない補充があり、
2種類の、角井流でいう物流形態がありますから、どのような自動化をするのか興味津々です。