日経平均は3日続落、利食い売り優勢 米雇用統計・3連休控え
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日経平均株価は191円安で三日続落し、2週間ぶりの安値となっています。
NYダウが200ドル安と6日ぶりに急反落、ドル円も113円後半の円高に進んだことを嫌気し、今朝の東京市場は190円強値下がりして始まりました。
今晩に雇用統計を控え2月のようなVIXショック再来や三連休控えで上海市場再開への警戒感もあって、様子見気分の強い一日となりました。
終日、株価は23800円絡みで軟調にもみあいました。
日銀のETF買い観測もあって、幾らかは下げ渋ったようです。
金利上昇から金融株が、原油反落で電力ガスや運輸株がしっかりでした。
反面ここ強かった石油など素材関連は軟調でした。
週を通せば336円安で4週ぶりの反落です。
下期入り早々に年初来高値を更新するなど堅調に始まり、ノーベル賞受賞に沸く場面もありましたが、米長期金利の7年ぶりの高さに警戒感も広がっての越週です。
来週は機械受注、工作機械受注、週末がマイナーSQで米銀から決算発表もスタートします。
過熱感から一息入れた相場ですが、円安の持続性と好業績の再確認へ、先ずは手掛かり探しとなりそうです。日経平均-0.80%、TOPIX-0.47%、マザーズ-2.16%、REIT-0.59%。
米株も落ちた中でこんなものというところ。業種別には金融系が強く銀行+1.13%、その他金融+1.08%、証券+1.05%、電ガス+1.01%、保険+0.76%。マイナスは資源・素材系で非鉄-1.89%、化学-1.68%、鉱業-1.59%、金属製品-1.40%、海運-1.32%。
個別だと一部業務停止命令が出たスルガは-1.62%。あとは半導体・部品系が引き続き弱くSCREEN-4.90%、SUMCO-4.85%、TDK-4.79%、アドバンー4.07%、誘電ー3.26%など。
バブル後の高値を更新したものの、週後半は下落して2万4000円割れ。一週間、今週もお疲れさまでした!日経株価に関心あります。中間選挙等トランプさんの限界が見えてきた今、円への信頼は高く、円高は免れません。しかし、気になるのは日本の長期金利高傾向。金融関連はオリンピックまでの建設・不動産はもはや完了、それ以降の本来の投資先を探しているのではないでしょうか。