米FRB、追加利上げの必要なし=ミネアポリス連銀総裁
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最もハト派の一人と考えられているカシュカリ総裁による発言。先月公表されたドットチャートはばらつきがあまりなかったので、大きく票が割れることはなさそうですが。
まあ先月のFOMCで改定されたドットチャートの中央値を見ても、来年中には中立金利上回りますし、2020年中の利上げ打ち止めも示唆されてますから、FFレートは結構いい水準まで来ているという見方もできるでしょう。
こないだのパウエル議長のFOMC後の発言内容を見ると、今後の利上げの阻害要因は少ないというものでした。
しかしなぜイールドがフラットになっているかの考察がない、新興国を含む世界の債務国への影響を軽く見てるなど、かなり楽観的な印象を受けました。
FRBでも今後の利上げについてはハト派・タカ派に割れてるみたいですが、タカ派が優勢のようです。
世界のリスク要因はこれ以上の米の利上げだと思っている私には、彼らの中立金利の算出の仕方が今の二極化した経済では整合性に欠けると見えるのですが、後は時が証明しますね。