東北電力:女川原発1号機廃炉を検討 初言及 時期示さず
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最近恒例の需給チェック…
東北電力のキャパは2747万KW、うち原発が349万KWで女川1号機は1984年稼働の52万KW(原発キャパの15%、東北電力のキャパの2%)。
火力については70年代以前のキャパは250万KWと、老朽化の度合いはそこまでではない。また120万KWほどの新設計画も進んでいる。
需要サイドでは2017年のピーク需要は約1400万kW弱。需給状態としては震災があった2011年度以外は東北電力は融通する側(日々の需給によって融通を受けることもあるが)。
データは下記のものを利用。
https://www.tohoku-epco.co.jp/ir/report/factbook/
http://setsuden.tohoku-epco.co.jp/download.html52万キロワットと規模が小さく、老朽化が進んだ1号機(稼働から35年目)の廃炉は既定路線。原子力規制委における2号機(82万キロワット)の安全審査が進んだから、1号機を動かす必要がなくなっていました。
311の震源地から1Fより近い女川原発は、なぜ、メルトダウンを免れたのか? それは「奇跡」ではなく、東北電の先達たちが津波を恐れ、備えを怠らなかったからです。
その衣鉢を継ぐ原田さんは、僕が最も尊敬する経営者の一人です。
下記をご覧ください。「さすが!」と唸ると思います。
https://facta.co.jp/article/201610045.html
東日本の原子力事業(BWR)の再建は、
東北電力こそ主役と、僕は考えています。