東芝・シャープ、大手行が「正常な融資先」に
日本経済新聞
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東芝は株主資本比率が38%と安定してきたこと、シャープは直近期で最終黒字となったことが要因との事。
対銀行という点では2社とも早期にリカバリーして素晴らしいと思う。
一方、成長も見込まれる重要な子会社を売却してしまった東芝、大量のリストラを行って社員を切り捨ててしまったシャープが本当に素晴らしいかどうかは疑問である。銀行側にとっては既定路線だったと思います。企業側は貸出金利の低下を利用して、負債を活用しながら収益力を高める次の一手をどうするのかに注目ですね。
特にシャープはA種の種類株を普通株の新株発行による資金で買い取ろうとして断念していました。正常債権先になるなら、借り入れコストも下げるので、ここで改めて負債でA種株を買い取る動きに出るのかも気になります。日本のものづくり老舗の復活は、ご同慶の至りです。シャープはよくぞここまで立ち直り、東芝はなんとか乗り切りました。一方で、銀行の債務区分の正常先正常先・要注意先・破綻懸念先・実質破綻先・破綻先といった語彙を見ながら思います。実現するかどうかわからない月旅行に1000億円とも言われるお金をポンと出す世界もあり、シリコンバレーなどでは今もプレゼンひとつで莫大なお金が投資されている現実もあるのだと。