伊方原発、10月27日再稼働 大規模噴火「根拠ない」
コメント
注目のコメント
北電の地震による停止があってから、いざというときのキャパや老朽化の状況が気になる。
北電の場合は、ガス火力発電や連系線の増強を進めていた(泊原発が止まっていることと、火力発電所の老朽化も背景)が、それらが稼働する直前の今回の被害だった。
一方で、四国電力については伊方1・2号機の廃炉は決めて、合計で約110万kWのキャパが減って、全体の出力合計は578万kW(うち3号機は89万kWで15.3%を占める)。ただそれ以外の設備の増設を進めているように見えず、一番新しいのは坂出2号の29万kWだけ。火力には60~70年代稼働開始のキャパが253万kWあり、①をみてもリプレースは西条1号機を2023年3月予定でやっている以外は特に言及がない。メンテナンス・リマンはある程度しているかもしれないが、今後の備え的には北電より遅れている印象(①のスライド5)。
需要サイドとしては、昨年実績でのピーク需要は夏場で520万kW(②)。
ちなみに企業規模としては大体北電と一緒、財務的には北電より投資余力は現在ある。
①http://www.yonden.co.jp/corporate/ir/library/summary/index.html
②http://www.yonden.co.jp/energy/n_ene_kounyu/renewable/jukyu_jisseki.html再稼働の是非についてはもう自分のような輩がとやかく言っても仕方ない。しかし、伊方だけは反対。外洋からの流入出が少なく、代謝の少ない瀬戸内海が汚染されれば、致命的。