社員のモチベーションを保つために実践したこと
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"「私が今から話す3つのことをすれば黒字になります。私1人ではできないのでみんなでやりましょう。達成したら、ボーナスを出します。5年後には100億円の利益を上げる会社に、そしていずれ東京ディズニーランドを利益で追い抜こう!」と語りかけたのです。
難しいことではありません。
1、掃除をしよう
2、明るく元気に仕事をしよう
3、経費を2割下げ、お客さんを2割増やそう
の3つです。
このようなマクロな勘所を示せば、人の細かな行動も変わってくる、という事例は面白いです。"
人とのコミュニケーションでは、意味を伝達すると同時に意義を伝達する必要があります。
そして、そのゴールは受け手の行動や認識を変化させることで、そのような原理原則から立ち返ると澤田さんの言動は非常に合理的です。
自身もマイクロマネジメントについつい走ってしまう事が多く、このように大きく構えて全体に波及させるマネジメント手法は大変参考になりました。シンプルに「そうだなぁ」と深く首肯する内容です。
言うまでもなく、リーダーがやるべきことは古今同じです。
山本元帥の言葉の通り、
「やってみせ、言ってきかせて、させてみて、ほめてやらねば、人は動かじ、話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず、やっている、
姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず」
いま動かない現場が多いのは「やって見せ」ずにいきなり言って聞かせるリーダーが多いことだと感じています。あと「言って聞かせ」るときに何のために(Why)を自分の言葉で伝えないと、人は心から動いてはくれません。「みなさん、何のためにテーマパークがあるか分かりますか。お客様に喜びや感動を与え、楽しんでもらうためです。自信を持って仕事してください」
V字回復のスタートはここなのでしょう。なんのために、私たちは働いているのか。
それがあって、「掃除をし、元気に働き、経費を下げ、来場者を増やす」という働き方も意味をなすというもの。
イソップ童話にあるという、3人のレンガ職人の話を思い出しました。人に言われてレンガを積んでいる人、生活のためにレンガを積んでいる人、社会のために志をもってレンガを積む人の三種類の職人の話。