「断らない救急日本一」病院がなぜブラック批判を受けるのか - DOL特別レポート
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注目のコメント
かなりハードに働いていますが、ブラックな病院ではないですよ。
有吉(身内なので呼び捨て)が申しあげているとおり、救急部に較べて緊急手術を行う科の負担が大きいと感じていますが、それでも現実と折り合いをつけて、なんとか予定手術とともに救急もこなしています。救急部の連中も非常に協力的で優秀ですし、働きがいはあります。
ただ、「断らない救急」というのはあくまでスローガンです。
例えば緊急手術中に、肝外傷を受け入れたら死なせてしまいますので、それは無責任になってしまいます。
時間外70時間しかしてないのか。。ちょっと羨ましいなぁw神戸中央市民は尊敬する先輩も多く、自分も研修を希望していた病院の1つで、応援している病院です。しかし、この問題は全国の病院で解決すべきですし、非常に難しいものです。
ちなみに私はまだ、幸いというか、長時間働きたいとすら思っている医師です。しかし、自殺報道などを見るたびに、定時で帰れる労働環境が整備された上で、必要に応じて残業するようになることを切に望んでいます。
自身の長時間労働は矛盾しており、研修医に暗に長時間労働を強いてしまっているかもしれない側面は反省しています。
さて、断らない救急と時間外労働が関係あるのかはわかりません。救急は比較的シフト性が組みやすい科です。
また、各科でシフトを組める病院は良いものの、病院によってはシフトを組んだら全くの専門外の患者を診ることになる先生もいるでしょう。ある程度の医療レベルを維持しようとすると、多少の医師の犠牲が出てしまう側面は否定してもしきれないとも思います。
そして、記事の中で、救命センターも「時間外労働は・・・70時間台に収まっています」というのは、ギリギリ過労死ラインを割っているだけの一般にブラックと言われるレベルではないでしょうか。
難しい問題と言わざるを得ないので、解決策を模索しております。。。どなたか良い案はありますか?(そもそも病院の件数や医師数自体から計画的に再編し直すくらいのことが必要とすら思ってしまいます)
関係ないかもしれせんが、救急の受け入れ拒否って本当に受け入れたいけどムリなのか、誰か調べてほしい。断る理由で多いのが「満床」「処置中」。
「満床」:翌日の入院予約を当日朝にキャンセル連絡したり、一時的にベッドがなくロビーで待ってもらったりして対応しているところもありますが、通常そこまでしない。そもそも本当にベッドの稼働率が100%を超えている病院がそんなにあるのか疑問。
「処置中」:患者の病状にもよるが、並行してみられないほど忙しいのか。救急処置の後に、かかりつけの患者なので転院の受け入れをお願いし、処置が終わるまでこちらで待って搬送します、と説明しても大抵は受け入れてもらえない。
「たらい回し」問題も、本当のところはどうなってるの??と思っています。
どんな仕事もそうですが、現場には色んな問題があります。