自民総裁に安倍首相3選 石破元幹事長破る
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金融市場の反応は完全にノーイベントという状況です。今後の注目は改憲発議やこれに伴う国民投票のタイミング(もちろん可否も含めて)であり、ここで政治資源をどの程度温存できるかが金融政策の修正可否にも繋がってくるというイメージでしょう。直近、首相発言や麻生さんの発言を見る限り、政府・与党は形振り構わないリフレ路線とは決別しつつありますので、ここはそれなり論点です。
安倍首相は3選後、あくまで少子高齢化社会に適応した構造改革を優先順位に置いていそうですから、よほど政治的余裕が無い限り金融政策に構っている余地はないような印象もあります。もっとも金融政策それ自体はFRBの挙動の方がよほど重要な説明変数になりそうではありますが・・・【選挙結果】
有効票数:807票(議員票の3票が無効のため)
安倍氏:議員票329、党員票224 合計553
石破氏:議員票73、党員票181 合計254
もともと石破候補にまわる議員票は50票前後といわれていたので、70票以上獲得できたのは大きいですね。
(10票くらいは造反したといえるのでは‥)
これを踏まえて、石破さんは善戦だったといえるでしょう。
総裁選任期とともに、自民党役職も任期を終えるので、これからが組閣になります。
石破さんを役職につけるのか、参院選をふまえて幹事長を誰に選ぶのか、気になるところであります。総裁選の結果が出た。予想通り安倍氏が勝ったが石破氏は大健闘したと思う。石破氏は党員票で150票取れば健闘だと考えていたが、なんと180票を上回った。これは大健闘で安倍陣営にとっては相当衝撃だったのではないか。もしも小泉氏がもっと早くに石破支持を表明していれば、もっと党員票は伸びたと思う。だが、小泉氏もよく石破支持だと言い切ったと思う。