村田製作所、太陽誘電の主力事業「SAW/FBAR」市場に異変
電子デバイス産業新聞(旧半導体産業新聞)|電子デバイス新潮流~専門記者の最前線レポート
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コメント
注目のコメント
内容自体は今更な情報なんですが、本当に興味があるのは今のMLCCの高受注が多重発注による実態を伴わない受注ではないか?という点かと思います。
が、そんなことは確かめる術がないんですよね・・・発注側も納期厳しいから多重発注してます!なんて言わないですから。
ただ、こういう背景がMLCCの設備投資を慎重にさせている要素の1つではあると思います。2重発注というのは、サイクルピークを感じる…
コンデンサについては、車載への広がりなど、SAWに比べて需要のすそ野が広いと思う。とはいえ、需給がきつければ先に確保したい意向が生まれるのも世の常。ここも多重発注が起こっていないかは気になるところ、でもYAMAGISHIさんがコメントされているように確認のすべもない。今のMLCCの、長納期状況は理由が複数ある
一つはEVなどにつかわれる中高容量の高信頼性コンデンサは需要が旺盛で、多くのオーダーが入り、奪い合いとなっている。
ただ車用は要求される信頼性のレベルも違い、建物、ラインの設備投資をするかというと、その先の需要がコンスタントにあがるか見えないため、まずは値上げをして設備投資資金をある程度、蓄えてからとなる。
二つ目は、スマホとも関連するが小容量の、一般セラコンは価格競争もあり、コストに見合わないため撤退するところが出てきている。そのため市場で長納期の事態が発生する。