「なぜ売れるか分からない」 ドンキ化したファミマの人気商品に幹部が困惑
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マルエツで売っている焼き芋をいつもレジしている最中に、うまそうやなぁと眺めてます。
私の家の近くのマルエツでは、レジ近くではなくて出口付近に置いてあるので、誰かが買っているのを見たことはありませんが、確かにそそられるものはありますねw
注目のコメント
売れ筋で見る商品ABCがあったり、あまり売れてなくても異常にリピートしてもらう商品が見つかる単品別リピート率であったり、どの商品がどんなお客さんのニーズを捉えているか?を把握するのは改めて面白いところです。
ドンキの成長を後押ししているのは、商品展開やディスプレイが、お目当ての商品以外のついで買いをしやすくし、且つお祭りの出店のように必要性は低いものの見た目で楽しめる嗜好品が散りばめられているエンタメの点だと思う。
焼き芋を食べたくてドンキに行くのではなく、ドンキに行くと焼き芋が食べたくなるということの方が正しいのでは?【キーワード】
・ノスタルジーマーケティング
(ノスタルジーとは「故郷や過ぎ去った時代を懐かしむ気持ち」という意味です。nostalgieというフランス語からきています。)
参考URL https://xlab-online.com/marketing/5298.html
・プルースト効果
(特定の香りから、それにまつわる過去の記憶が呼び起こされること)
参考URL http://aromacandletime.jp/howto/prousteffect
・AMTUL
消費者の購買決定プロセスを説明するモデルの1つ。認知(aware)、記憶(memory)、試用(trial)、本格的使用(usage)、ブランド固定(loyalty)の略。
参考URL https://mba.globis.ac.jp/about_mba/glossary/detail-11611.html
売れる理由考察
①子供の頃の記憶想起
・リヤカー引いた焼き芋屋(位置記憶、場所記憶)
・昔ながらの駄菓子屋
・戦時戦前から現代まで、サツマイモは日本人の歴史文脈と共に食べられ続けた。日本人のほとんどが子供の頃から食べる。
参考URL https://gendai.ismedia.jp/articles/-/50736?page=3
②甘い香り、皮の焦げた匂いを思い出す。そして糖分欲して買う。
結論は、人間の嗅覚を刺激→嗅覚は海馬にダイレクトに伝わり、本能を呼び覚ます→本能では甘い糖質、資質などが大好物→昔に、駄菓子屋やリヤカーのおじさんから買った甘くて美味しい食べ物を想起→甘くて私の体に必要な焼き芋だ!(本能)買う!(本能)
総括
たぶん以上が科学的根拠に当てはまり、他の店舗で検証しても上手くいく。
ファミマ・ドンキという大手だから、みんながこぞって買うから安心で欲しくなるバンドワゴン効果もあるだろうが、人間と食べ物の関係上
本能を刺激したから買っている、という理由が一番妥当。
AMTULはマーケティング用語。
今回の場合、五感(嗅覚)で認知→想起し、買う。これを長期にわたって繰り返す。これはブランド化である。
つまり日本人にとって「焼き芋」という存在はどの会社の所有ブランドでもない。戦時下にサツマイモに救われて以来、焼き芋は幼年期〜ご老人まで食べている、日本社会のブランドである。