あなたにぴったりの学問はなに? 京大「診断」の背景に「タコツボ化」への危機感
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社会科学(経営学)の研究者ですが、工学でした。コンサルタントをやっていた時に受けたR-CAPという診断でも積算という工学系の仕事が志向的には最も適職ってでたので、そちら系の思考が合うんでしょうね。
一方で、独自の研究をやって自分の色を出す、という観点だと違うのは良いことかもですね。
タコツボ化の問題は全くそうですね。
学会に出ても必ずいくつかは自分の専門以外のテーマのセッションに出てますが、自分の分野での成果を追い求めるという観点だと、そういうのは効率悪いというのはあるでしょうね。厳密にやろうとすればするほど分野間で話がしにくくなるのもわかる。
ただ、ぼくがそれでもそういう風にしてるのは、単に自分が知りたい、というのもありますが、企業の実務家の方と話す時に結局大事なのは受け皿の広さだ、というのもあります。結局、どういう研究者でありたいのかということかもしれません。
注目のコメント
まずは、やってみました。
▼ナビスコラ
https://navischola.app/
私は【複合領域】タイプでした。
https://navischola.app/result/9/combined-fields
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記事は、とても面白いなと思いました。
学問がどんどん細分化されるのは、
> 「みんな自分がオンリーワンになれる分野を作り、そこに閉じこもる。近い分野でも批評をせず、自分の分野の中での正確性を追求するため、環境や条件の数が増え、その分さらに分野が生まれる。結果、分野が爆発的に増えてしまった」
そうかもしれませんが、もともと人はオンリーワンなので、自然とそうなっていくのではと思いました。
自分が思う学問、自分が探求したい真理があり、自分の答えを出す、そこに自分のバイアスが必ずかかっているとは思うが、まずは自分の答え(仮説)を出したい。
その上で、次に融合(比較)なのかなと思いました。
> 「最近のいわゆる“異分野融合”の目的には課題解決がありますよね。〇〇を解決するために互いに分野を越えて協力しましょう、というやつです。でも、僕はそれは大学でやることとは違うと思うんです」
> それは、宮野さんが米国の哲学者リチャード・ローティーの「大学は社会の避難所」という考えに「心底同意している」から。避難所とは「“社会ってこのままでいいの?”と考えるために、社会から一歩、離れるための場」だという。
> 「“課題解決”はまさに、社会の要請そのものです。それは大事なことではあるけれど、国の研究所や企業で実施できることともいえます」
> 「むしろ大学こそは、そういう社会をより理解するためにも、現世の考え方に囚われずに思考し、行動する。それが本来の大学の機能だと思うんです。僕はそういう大学がいい」
社会の避難所、初めて知りました、面白い表現です。トップレベルの学者・研究者を最終的に目指すなら、こうした多数の傾向に従わない(従いたくないスピリットを持っている)ほうがよいかもしれませんねぇ 学問の世界でも、真にユニークな発想は始めはマイノリティですから
社会の避難民より
「これからは“こういう考え方をするから〇〇学者”といった選び方が成り立つかもしれない」」私は化学でした
総合理工とはなんぞや
だいたい理工学などという学問は存在するんだろうか
タコツボ化とか複合領域などということ自体が枠組みを意識した単語。
枠組みを目的化するとろくなことがない