MaaSとは?意味・定義は?(2024年最新版)
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僕が現在、個人研究として取り組んでいるのがMaaSで具体的に何をやっているかというとMaaSが過疎地域や地方に導入されれば移動時間がスムーズになって移動時間にかける時間的コストを最適化できるのではないかといった部分を考えている。
地方や過疎地域の場合、当然人口も減少しており、住民も少ないことから、市が運営する交通バスや鉄道といったニーズが薄れてしまって自家用車中心となり公共交通機関が衰退してしまうという負のスパイラルとなる。そうなると、自家用車をまだ運転できる層は今の所何も問題なく生活ができるが、運転免許証を返納した層にとっては頼れるのは家族の自家用車か公共交通機関である。地域や地方は東京のような大都市とは違い、電車も1時間に1本とかで移動的コストが無駄になってしまう。
そんな現状を打破していく改革的なテクノロジーが「MaaS」である。MaaSにも考え方や運用方法で多種多様あり、一概に地域や地方といっても全ての地域に導入できるという話でもない。住民仲が良い地域は比較的に導入したとしてもライドシェアサービスが上手く行きやすいし、抵抗もあまりなくコミュニケーションも円滑にとれる。しかし、全ての地域がそういうわけではない。疎遠や不仲も人間が生きる社会では当然あり得ることで、そういったところやデジタルテクノロジーに抵抗があったりすれば運用は簡単ではない。大手企業を中心に実証実験を行なっている段階で早いところで運用を拡大させている地域も存在する。
東京ではよく見慣れた光景となった配車タクシーなどは記憶に新しいだろう。
今後、スマホのアプリを使った各種移動サービスが広く日本全体で浸透して、当たり前のように活用できるそんな世の中になってほしいと思う。
それでこそ、大学で個人テーマとして扱っている意義がある。