壁に貼るモニターで動きを計測、AIがアルツハイマーの兆候を検知
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注目のコメント
とうとう来たか、という感じですね。「壁に貼るモニター」と言えば、オーウェルの『1984』を彷彿とさせますが、テクノロジー的にはこちらの方がもっと先進的?いくつかポイントがある。一つは、このタイプのモニターは、病院や介護施設で、基本的な発想としては、行なわれていること。今でも、ベッドの下にセンサー付きのマットを敷いて、患者の動きを確認している。これがもっと高度化したものと考えたらいい。二つ目は、医療関係に導入すれば、監視も反対が少ないこと。これは、支配するための「監視」ではなく、見守るための「看視」だ、とも言える。三つめは、このテクノロジーは、いつでも一般の人にも適用可能であり、そのときには意味が変わること。「看視」は、同時に「監視」でもある。
それでも、デジタル技術を導入して以来、社会的な監視は例外なく進んでいるので、今さら「監視」について騒ぐほどのことはないかもしれない。患者のために、「看視」も「監視」も進んでいく。そのうち、「犯罪予備軍」も特定されるようになる。
市民の安全や健康は国によって「管理」され、人々の行動はより画一的になり、面白みはないが争い事も少ない社会へと変貌していく。
それはまさに、「ユートピア」と名付けられたディストピアだ。
…という妄想を通勤電車に揺られながらしていたら、降車駅に着きました笑分類的ではなく回帰的に考えたいテーマです。アルツハイマーかそうではないかのラベリングよりも、誰しもがアルツハイマー的であり、その度合いを予測して、生活のしやすさを追求したり、互助の意識づけができたりすることが、テクノロジーの社会へ貢献する方法だと思います。