【未来予測】植物科学×テクノロジーの農業新時代が来る
コメント
注目のコメント
特集「農業は死なない」の最後を飾るのは、ベジタリアの小池さん。IT業界で名を成した小池さんは現在、農業界に身を投じています。
近年、省力化、効率化をテーマにした農業×テクノロジーのアグリテックが盛り上がっていますが、生産者でもある小池さんのアプローチは少し角度が違っていて、最新の植物科学とテクノロジーを掛け合わせて、病虫害の防除を含めて生産の最適解を探しているイメージです。
そのひとつの結果として省力化、効率化が既に実現されつつあるものの、小池さんが見ているのはもっと先の農業。それがどんなものかは本文をご一読いただければと思います。僕は世界でもトップクラスといわれる日本の農業技術と植物科学、テクノロジーが融合した農業にポテンシャルを感じました。
7日間連続で「農業界のアウトサイダー」を取り上げた特集「農業は死なない」。ビジネスパーソンが多いNewsPicksで異例ともいえる特集を組ませてもらいましたが、連日たくさんの方に熱のあるコメントをいただき、改めて農業、食への関心の高まりを感じました。ありがとうございました!7日間色々面白かったです。
記事もですが様々な農業者の様々なコメントは本当に面白く学びになりました。
今日の記事を読んでたらそういえば根こぶ病診断の資料がここの会社から来てたことを思い出しました。確かにアブラナ科にとって大敵とも言える根こぶ病ですが、海外の論文を見るとphが7以上を保つようにすると激減するようです。
うちの畑はph管理とキャベツ→ニンジン→レタスでの輪作に加え、4年目は麦による緑肥栽培と畜産牛による放牧を導入することにより根こぶ病は全く発生してません。
薬剤にも頼らないですし、こういった分析も必要無いのが1番楽で安く、農作業は修行ではないのでとにかく楽がしたいです(笑)
成分分析である程度土壌の状態は可視化できますが、農業には人類の歴史と同等とも言える膨大な数の分析が眠っているので、最先端の科学でもう一度過去の資料を掘り起こしてみるのも面白いかもしれませんね。
土作りに関しては最先端科学も学ぶことはありますが、江戸時代の農業全書とかまだまだ学べることが多いです。当然現代風にアレンジする必要はありますが。
自然環境は昨日の分析が今日の災害で意味が無くなったりしますし、この記事を読んでて思ったのは問題が発生したときに人類の叡智、経験を最適にAIで検索させるようなことも大事かもしれません。
とにかく農業は確認に時間がかかります。下手をすると100年ぐらい観測しないとわからないこともありますので、歴史とテクノロジーの紐付けての技術革新ができるためにはこの方のように
"土をいじる人"と"テクノロジー開発する人"がお互いにリスペクトしあい、お互いに理解を高めながら進んでいけるような未来がいいですね。
IOT技術を入れればなんとかなる!みたいなことも言われますが、再現性確認のためにはどちらか一方のアプローチではダメなのです。いくつになられても行動力がまったく落ちない小池さんはホントかっこいいですよね。
ITの小池さんも農業の小池さんもどちらも変わらぬ魅力にあふれています。
ご本人から「今度は農業を始めたのよ」とお聞きした時は「え!農業!?」と一瞬驚いたものの、小池さんのことだから、きっと大きなビジョンがあってのことだろうと改めてカッコいいなぁと思ったものです。
日本の国土の10分の1しかないオランダが農産物輸出額で世界2位を誇っているのはICTをフル活用したスマート化の貢献が大きいんですものね。
スマート化による日本の農業の飛躍と小池さんの益々のご活躍が楽しみです♪