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【流通革新】アマゾンより早く。生鮮郵便局が農家を救う

NewsPicks編集部
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  • フリーライター&稀人ハンター

    この特集を担当している川内です。二日目は、プラネットテーブルの菊地さん。立ち上げて丸3年が過ぎたばかりのベンチャーで、4800軒の生産者と6000軒のレストランをつなぐ「SEND」というサービスを展開しています。

    生産者と消費側を直接なぐことができれば、と考える方はたくさんいると思いますし、既にさまざまなサービスがあります。そのなかで菊地さんに登場して頂いたのは、「全量買い取り」「生産者に8割バック」という生産者ファーストのシステムとともに、需要側のレストランの登録数もかなりのスピードで伸びていることに注目したからです。

    昨年8月末、立ち上げから2年の時点で3200軒だったのが、今年の現時点で6000軒とほぼ倍増。食材にこだわるレストランがこのペースで増えているということは、これまでになかったレストラン側のニーズを捉えているのだろうと感じました。それはイコール、生産者の売り先の拡大でもあります。

    また、6000軒のレストランは都内のみですが、食材にこだわるパティシエやパン屋なども増えており、都内だけでもまだまだ伸びる余地があります。

    菊地さんが何度も言っていたのは「選択肢」の重要性でした。生産者にとって、農協に卸す、道の駅で販売する、個人で直販する、SENDで売る、などの選択肢がたくさんあることが大切で、そうなることでいろいろな考えを持つ生産者がそれぞれの道を選べるようになると。

    そのなかで菊地さんは「売る」だけでなく、「物流」に関しても、生産者に新たな選択肢を提示しようとしています。この野心的な取り組みから、「野望」というタイトルになりました。この野望の行方に注目していきたいです。


  • 起業家、投資家、インキュベーター

    イオさん、Newspicksさん、記事にしていただいて有り難うございます。皆さんのコメント欄、むっちゃ勉強になるし、励まされます!

    日本中を歩き回っていると、農畜水産業の多様さに出会います。規模や農法だけで語られやすいですが、環境や資源の違いや、作り手さんの考え方や技術も、一つ一つ違います。大量・高効率生産もすごく大切ですが、同時に、あらゆる環境や資源を生かしながら進む、中小規模の多様な食料生産も持続していきたいし、その方がしなやかな社会にはなるなぁと思ってます。

    こうした多様なプレイヤーによる「適地・適期・適作」を支える仕組みは、まだまだこれから。流通(商流、物流、金融)ももっと多様に進化しないと、と思ってがんばります!


  • ㈱うちの子も夢中です 代表取締役

    サービスは50aぐらいまでの小規模農家を想定されているかと思います。なので中・大規模農家とは考え方が異なりますし、解が異なります。
    あくまでも中規模農家の立場からのコメントになります。

    買いきりと需要予測のノウハウは素晴らしいと思います。特に買いきりは農家が安心して出せるのですが、こんな当たり前のことを嫌がる売り先もあります(リスクを取らないなら相手にしませんが)

    ただ生産者のモチベーションが下がる
    の部分はいくつか疑問が。

    「2.農協などに卸すと」
    市場で名を馳せると単価上がります。指名買いと呼ばれるもので一定の金額以上の値段で仲卸や小売りから農協に指定があるため楽に儲かります。うちも3年目から指名買いが入るようになりました。同じ地域の人より抜けた価格で仕切られるのはやりがいになります。既存流通でもプロはきちんと見てくれて価格に反映してくれます。

    「4.中抜きによって」
    市場価格と違うといいますが、巨大物流の場合は中間が居てくれることで何かあったときのリスク分散になってます。あまり知られてませんが農家だけが被害を被らないよう市場や仲卸が無理に買い支えしてくれることもあります。むしろ直接取引の方はリスクをもろに農家が被るので価格設定にはそれらを反映していなければならない。という事を地域のお年寄りがどれだけ理解してるか疑問です。

    「5.規格」
    作物を全部綺麗に規格通り作るのは裏を返せば顧客ニーズに的確に応えることになり、やりがいだと思います。廃棄するかどうかは営業力の問題ですし、大規模になれば誤差みたいなものなので、人件費かけて安いものを収穫する必要性がなくなります。概ね歩留まりが8割なら十分です。

    「6.産地調整」
    出せば赤字になるなら肥料にした方がいいです。
    契約栽培の割合を多少いれて、そこで乗りきります…少なくともやりがいが削がれることはないです。むしろ新たに人件費かけて赤字拡大するとかありえない。またこのサービス使う農家さんが生産調整の対象になるのかな…。20ha、30haの農家が100軒あるような産地から対象になるかと思います。

    この辺は農家の規模感、立場でだいぶ考え方が変わります。現在は直接取引や市場も集金と伝票だけの処理もしてくれるなど、商形態も多様化しています。既にここに書かれていることは課題では無くなっています。


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