シリア化学兵器使用なら対抗措置 米、アサド政権に警告
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この言い方、本当に何度も見ますが「化学兵器使わなけらばなしにしてもいい」ということです。となると、勝勢が確定した政府軍がわざわざそんなことをする必要性はありません。にもかかわらず、アメリカの声明は旧態依然で、シリア紛争の推移についての分析や将来の展望に欠如し、「毒ガス騒動」があれば「事態が激変する」かのような期待感を残す言い回しです。2011年以来のシリア紛争に対するアメリカの思慮も責任感もない態度が集約された声明です。
化学兵器は、追い詰められたほうが、状況打開のために使用するものだ。アサド政権はイドリブ以外の大半をすでに支配した。もう勝負はとっくについている。イドリブにしても、ロシアから強力な火器を導入しているアサド軍は正攻法で攻略できる。化学兵器なんぞを使用して、国際的な批判をわざわざ浴びる必要はない。
こんな当たり前のことを無視して、普通にこのようなニュースが出てくるのが中東関連ニュースだ。また、反政府軍にしても、それでも実際に化学兵器を使用して、アサド政権が使ったことにしようとする。すなわち実際にやってしまう。これも中東。そして米国なども、そうしたでっち上げに平気で乗っかる。これも中東。