ＡＩも手を焼く日本株 経験則通りに相場動かず
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「今の日本株はＡＩモデルが精緻で質が高いほど、学習するデータが膨大であるほど成績が悪化する」
日本経済が、これまで経験したことのないゾーンに突入している可能性が考えられます。
機械学習は、データなしの領域、すなわち外挿が必要な場合は、原理的にうまく動きません。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/johokanri/59/5/59_331/_figures/5905_s7_f01.jpg
参考: 樋口 知之, 視点 人工知能はみようみまねマシンの究極形, 情報管理, 2016, 59 巻, 5 号, p. 331-335
https://doi.org/10.1241/johokanri.59.331私はAIの専門性には全く疎いですが、AIの学習は”過去”からですよね？
今の日本は、個人も会社も政府も大きな岐路に立たされています。各論は多々ありますが、集約すると、”過去の成功体験や今まで機能していた常識が通用しない”という危機感であり、無気力感であり、一部では勝機との活力源です。
こういう混沌の時代は、AIが上手く機能しないということでしょうか。
つまり、多くの想定外の連続が続いているということと理解しています。何が要因なのだろう。
①は記事に出ているAI日本株式オープンのインタビュー記事。バックテストの結果が出ているが、2009年から2016年までは安定的にパフォーマンスが出ている。
一方で②にバリュー・グロース指数の推移が出ているが、2018年8月になってもトレンドは継続しているように思う（AI投資であってファクター投資ではないのだろうが…）。
ちなみに①で個別株のAIモデルの一つの名前が「ニュースピックモデル」となっていることにちょっとビックリ（笑）
①https://www.am.mufg.jp/lp/ai_open/
②https://newspicks.com/news/3269559
