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当然、やってみたら続きません。「これではやっぱりやっていけない」ということで匙を投げてしまう。すると困った行政は予算をあるべき水準に挙げるのではなく、同様または微増予算で受託の依頼をかけてきます。
当時、「それでは絶対できませんよ」と言ったにもかかわらず、一度作ってしまった事業を辞めるわけにもいかないという、利己的にも見える理由を提示してきます。
民間のノウハウや創意工夫にも限界があり、また、明らかに持たない構造のものは持続性が見えてきません。最近ではそういう話をあまり聞かなくなりました。
一方で、行政案件がどんどん競走入札となり、最も安い価格で入札した事業者が受託しますが、翌年度以降、何があっても一度標準価格設定ができてしまうと、そこから通常価格に戻されることはほとんどありません。
安いだけならまだしも、栽培の基礎を全く理解していない人が農薬の使い方すらきちんとしていない状態で作り、販売してたりしますしね。産直の負の部分です(きちんと栽培歴を提出させ、確認する場所もあります)
安いという事がどういう事かをきちんと考えないとまずいのですが、どうしても安さに流れますね。
先日昼、駅前で古い佇まいの某トンカツ屋に入って、ロースかつ定食定食1900円を見て、「トンカツはやっぱこの位払わないとだよなぁ」と思いましたよ。
出てきたトンカツは予想に反して小さく、植物油で揚げている模様。肉の旨味も無し。
この店は二度と行きません。
こんな店が良店を潰してるような。
かつ雅はロースとヒレくらいしか選択肢がなく、愛想ゼロのおやっさんが切り盛りしてまして、カツを食べ進めていると途中で山盛りのキャベツを強制おかわり、ご飯も強制おかわり(断るとすごく落ち込んだ顔する)させられる恐ろしい店でしたが、カツはとても美味しかったのです。
そんなにお年にも見えなかったので閉店の理由は分かりませんが、記事のような事情もあったのかもしれません。
寂しい限り。