ユニクロ柳井とZOZO前澤が頼る、知られざる「黒子企業」の正体
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注目のコメント
独自価値を磨いて、ニッチ領域で市場シェアを獲得する。
島精機製作所のようなニッチトップを狙う戦略は、他の製造業メーカーの参考になるはず。
日本発のチャンピオン企業を増やしていきたい!
※
チャンピオン企業=無名の中小・中堅企業ながらも、コアとなる技術や顧客との強い関係性をもち、世界市場で大きなシェアを獲得している企業のこと。
参考になる本:グローバルビジネスの隠れたチャンピオン企業
http://amzn.to/2DTOQFgこういう記事好きだし、きっと皆さまも好きだろう。
というわけで、記事を深堀すべく、あえて逆の論点も含む二つの観点で。
①「体格」と「体質」のバランス
どちらも相互に関係している。体格(規模)があるから体質(利益率、イノベーション、信頼)につながる側面もあるし、体質があるから体格につなげる(=利益再投資による拡大)もある。
そして、業態やフェーズによって、どっちが優位かが決まる。コモディティの場合は、基本的には体格が重要(そのなかで固変分解とかもあるが)なことが多いし、ニッチな業態では体質が重要なことが多い。
ただ、あくまでバランスで、体格が大きければ体質が良くなるわけでもなく、体質についてもいい製品を作れば利益につながるわけでもない。またニッチなものについては、体質ゆえに体格もついてくるフェーズと、市場を一定占めてしまって市場成長自体が終わった時にどうするのかというのもある。
そのバランスを常に模索・調整していくことが経営で、各社固有のものだと思う。
②繊維機械の歴史と、イノベーション≠利益成長
昔話を読むと、夜なべをしたり農閑期に機織りをしたり、という話がある。トヨタも創業は自動織機機械。
織機機械はその生産速度や品質は極めてイノベーションが大きかった領域。それをけん引したのが津田駒など日本企業。でも、売上・利益が伴ったかというと、そうでもなかった。
これだけ多くの高品質の大量の衣服が安価に製造できるようになり、社会としてはイノベーションによって受益した。ただ、イノベーションが利益につながるかというと必ずしもそうではない歴史がある。①でコメントした、ニッチやフェーズといった論点は、ここにも当てはまる。
この歴史については神戸大学三品教授の「リ・インベンション」に詳しい。島精機、ホールガーメントのオンラインショップ
http://shima-onlineshop.com/smartphone/page3.html
4年前に9,000円のセーターを買いました。
軽くて、薄くて、とても暖かい!
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15,000円以上の価値があります。
某マニアックな仕立て屋の漫画に紹介されていて嬉しく思いました。
ホールガーメントはお勧めです!!
重村孔明 拝