インドとの戦略的関係の強化は一筋縄ではない。昨年は中印関係の悪化がインドが対中牽制からの対米・対日・対豪関係重視を促進していたように思うが、一転今年前半は中印関係改善モードで、こうした牽制力学が急速に後退した印象があった。この記事が興味深いのは、今年後半は中印関係が改善したからこそ、対日関係をさらに発展させられる、という視点である。いずれにせよ日印の戦略関係が対中牽制一辺倒で発展させられるわけではない、ことを考えさせられる良記事である。
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