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今回モデレーターをしました。問題意識を共有しているせいか盛り上がったセッションだったように思います。

よく外資はマーケット志向と言われますが、履歴書上「そうしといた方が得」と判断すれば上司にゴマをするということもあります。ただこれは固定化された人間関係の中で上司の顔色のみを窺わなければいけない場合と違い、行動は同じに見えても、自ら選択し納得してやっているのでストレスはまだ低い。

同じ行動でも「せざるを得ない」のか「自ら選択してる」のか、「いざとなったら転職できる」のかなど様々な状況によってストレス度合いは変わっていきます。

ただ、総論として「マーケットを見て働く時代」であることは間違いないと思います。
マーケットを見て働くか、あるいは上司の顔彩を見て働くかで人生が変わるという北野さんの指摘にはハッとして、本を読んですぐファンになり、セミナーにおこし頂きました次第です。ファシリテーターは日本一話が上手い医師かもしれない大室先生です。
一個人にとり、マーケットを見るのはとても大事です。自分の雇用主を今勤めている会社と見るか、マーケットと見るかで、視界が変わります。

とは言え、現状では日本の人材マーケットは不完全だなあ、特に伝統的日本企業において、と思ったことがありました。

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世界金融危機が落ち着いた頃、Mから始まる総合商社がリテイナー型のヘッドハンター/エージェントを起用して、就職氷河期世代のバンカーと戦略コンサル出身者を重点的に開拓している時期がありました。
何かの流れで会社の方にお会いして話を聞いてみたところ、曰くに「Moriさんの年齢ですと年収○○万円くらいです。。。(バツの悪そうな様子で)」。

米国流/ユダヤ流のタレントマネジメントに慣れていた私にとって印象的だったのは:
①給与は年齢ベースで決まること(= 成果と給与がリンクしないことの証左)、
②外から欲しい人材の給与であっても、あくまで社内の年齢ベースのテーブルに当てはめようとするマーケットを無視した姿勢(= やり方が尊大)と、
③この仕組みだとマーケットバリューのある人を絶対に採用できないという問題意識を中の人が抱えていながら、それを変える気がないことが分かったこと(= 組織の問題解決力が低そう)。

「これではこちらのインダストリーは、まだまだPER 10x、PBR 1.0x割れの低バリュエーションの世界から出られない会社なのだ」と思って、フェードアウト。

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その後色々あって、実力主義の外資金融から、実力主義のベンチャー/スタートアップに移りました
後味よく働きたいならスキルや資格や実績を積み上げ「いつでもうちきてね」と言われるくらい自分の市場価値を高めておきましょう。そうすることでいつでも辞めれる安心感から労使関係が対等またはやや労働者優位になります。そうなるとより自由に働けるので仕事が楽しくなるし生産性も高まって更に引っぱりダコになっていくという好循環が生まれると思います。
「マーケットを見るか、上司を見るか」とは、自分価値を見るか、社内価値を見るかということですね!。転職することが目的ではなく、自分価値、自分の市場価値を考えながらそこでの仕事にベストを尽くすということ。そしてより長くなる人生。やはりリカレント教育をいかに自分自身がデザインするかがより重要になってきますね!
「だいたい、子育て中の女性の多くは「短時間勤務制度」通称「時短」を取得し、その分、給料をカットされていますが、あれもおかしい。
彼女たちは時短といいながらも、だいたい仕事が押せ押せになって17時過ぎまで働いている場合が多い。つまり定時まで働いている。
なのに、なぜ、給料がカットされなくてはいけないのか。もっというと、なぜ、今どき、時間で給料が上がり下がりするのか、理解できません。」
日本の働き方をしっかり分析した素晴らしい記事ですね。

まず、働き方改革が進められている理由については全く同意です。女性が働きやすいような社会ではなく、全ての人が、女性が子育てできるくらいの余裕を持って働ける社会を目指して欲しいです。

マーケットを見るのか上司を見るのかとの比較がありますが、私は結局『マーケットを見れるかどうか』だと思います。マーケットを見れる人材は上司との付き合い方も変わって来るので、自分の活躍を容認して、サポートしてくれる上司が必要となります。

一方でマーケットを見れない人は仕事を与えてもらわなければならないし、上司からの仕事を120%こなす事が目標となります。

大きな組織であればあるほど、マーケットを見れない人がマジョリティを占める傾向にありますので、マーケットを見る人材を育てられるようなリーダーが増えるといいなと思います。
"会社員は、元来“プロジェクト型”であった会社を、いつの間にか永遠に存続するものだと勘違いしてしまったと。"
確かに気がついたら家族みたいになってます。だから外でなく、中をむきやすくなってしまいました。プロジェクト型ならマーケットを向かざるを得ないですね。
「マーケットを見るか、上司を見るか」
自分の話にすれば、今もらっているファイトマネーが他団体に行った時にいくらになるか。その視点をいつも持つようにしています。面倒を見てもらうのではなく自立すること。
「上司を見る」が論外だとして、「マーケットを見る」の限界も最近感じています。GAFAもUberもAirbnbも既存市場を観ているわけではなく、技術とロビイング(制度への働きかけ)で新しい市場を作り続けているから高収益を得ているわけです。上手な言葉が見つかりませんが、「社会や時代を観る」ことが真に求められているのです。
この連載について
キャリアの話題に関するNewsPicksオリジナルのインタビューやレポート