iPhoneに5G技術を搭載すると1台あたり2300円以上かかることが判明
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以下別記事より抜粋
FRAND(米国では「RAND」としても知られる)は、「Fair, Reasonable, And Non-Discriminatory(公平、合理的、かつ非差別的)」の先頭の字を組み合わせて作られた、意味のあいまいな法律用語だ。この用語は、すべてを適切に機能させるためには特定のアイデアや特許の共有が時として必要不可欠となるため、多くの場合、知的財産の公平なライセンス提供が必要になる、という主義に基づいている。これは極めてシンプルな概念ではあるが、近年、この概念がテクノロジ業界を揺さぶっている。
AppleはFRANDを好んで用いており、同社の最も有効な法廷戦術の1つになっている。サムスンは欧州でFRANDに違反した可能性があるとして批判を浴びている。Qualcommは何年も前から、この概念に違反したという非難に苦しんでいる。近年、FRANDは非常に大きな注目を集めるテクノロジ関連訴訟に影響を及ぼしており、そこにはAppleとさまざまな「Android」端末メーカーの間の訴訟も含まれる。
https://japan.cnet.com/article/35013784/Qualcommのライセンス料については下記も詳しい。4gだと一台当たりどうなっているか(率なので、元のモデルの価格にもよるだろうが)調べてみたのだが、パッとは出てこなかった。
http://eetimes.jp/ee/spv/1712/04/news060.htmlまるで5Gの特許は5社しか持っていないみたいな書かれ方ですが、もちろんそんなワケありません。
(F)RANDについては他の記事で何度か説明してきた通り。権利者が(F)RAND宣言するかどうかですが、国際規格の必須特許で宣言しないという選択肢は、独禁法との絡みでまずありえないですね。
なので、ライセンス料を高く設定できて一番美味しいのは「規格必須ではないが、使わないと著しく商品性が落ちるので使わざるを得ない」ような特許です。なかなか狙って取れるものでもないんですけど。