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人文学・社会科学の社会的支持を向上させるために

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注目のコメント

  • 慶應義塾大学 准教授 (SFC/総合政策)

    大竹先生のような一流の研究者にこうした発信2時間を使って頂けるのは大変貴重。

     人文学、社会科学に社会的支持が低いのは、幼少期から青年期の学びの問題もあるように思えます。正解と不正解が不明瞭なところ、正しさが無数に存在する世界の美しさが人文学や社会科学の世界ですが、そのような世界はなかなか教えることが難しい。感じることからは、それを多数に広げることも困難。

     しかし、人が人でいる価値の一片が科学技術と自然科学の知見であるとするならば、人が人である価値のもうひとつの根源的な一片が、人文学、社会科学に蓄積されてきた表現と議論だと思うのです。

     もし、特に人類の指導者層がその価値を認めないのであれば、それは、あまりにも悲しい。


  • 帝塚山学院大学 教授

    フランスの大学で招聘教授を務めた際の経験では、少なくとも日本と比較する限り、「人文学・社会科学の社会的支持」は非常に高かった(文句言いフランス人たちは、それでも声高に不満を叫んでいたが……)。何が違うかといえば、自国内の格差や不平等や人権侵害、あるいは世界各地の独裁政治や民族対立といった諸問題に関して、それらを自分たちが抱える重要な課題だと感じるか、自分の利益とは全く無関係な他人事だと考えるかという点だと思う。それは、まさに感じ方なのだ。当然のことながら、学校の先生も、生徒に「重要」なことを話す。学者もジャーナリストも、自分たちが「重要」だと思うことを書く。日本では、子どもたちから「なぜ勉強しなければいけないの?」と問われれば、親や教師たちは、「自分が将来こまらないようにするためだ」と答える。知識を、利己的な手段としてしか捉えていなからである。ならば、職業に関係のないことは学ばれなくなる。そうではなくて、「少しでも自由で平等で平和な世界を作ってゆくためには、みんなが社会や文化について勉強しなければならないのだよ」と教えなければならない。自分自身も含めた人間が幸福になる第一条件は、よい世の中に暮らすことだからである。いくらカネを貯めても、極端な話、戦争にでも巻き込まれてしまえば何にもならない。


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    大阪大学 感染症総合教育研究拠点特任教授、大学院経済学研究科(兼任)

    文部科学省の審議会で,人文学・社会科学の意義について話をしました.その内容をアップしました. もとの報告書の後半にスライドがありますから,てっとりばやく中身を知りたいかたはそちらを参照頂ければ幸いです. http://www.mext.go.jp/kaigisiryo/2018/08/__icsFiles/afieldfile/2018/08/21/3.pdf

    PS: 審議会のメンバーが学者だけなので、確かに学者向けの文章ですね。資料が公開されるので一般向けものも同時に用意しておけば良かったと反省。分かりやすいバージョンも考えます。


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