米中、互いに第2弾の関税 5.5兆円分、対立激化
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注目のコメント
専門家が見たら誰得な素人政治家の愚行、しかし大局で見るとあながちそうでも無い、という類をこのところトランプは巻き起こしています。
本件も、このまま不平等で不公正な中国型ビジネスモデルを歴代大統領のように容認して良いのか、という設問はアジア各国で仕事をしていて中国の理不尽に対峙している自分自身常に問うている事でもあります。だから世界不況を人質にしてまでチキンレースで脅す事が許されるのかと言われればそれまでですが、では自分が当事者だったとして、今でさえ強大な中国が長期的に米国をも抜く蓋然性が高い中で、他に打ち手があるかどうかという事も論じたほうが、フェアな議論なのでしょう。何がすごいって8月世界マーケット米国の一人勝ちで、貿易戦争にマーケットが反応しにくくなってきたこと。ただ、既に各国の貿易統計や米国内の経営者アンケートにも影響でているので来年は肌でも感じることが増えるかと
でも結局、米中とも拡張財政政策や通貨安政策で自国経済への悪影響を回避しようとしてますから、一方で緊縮財政や金融緩和の早期出口を模索する日本経済のほうが、米中貿易摩擦の悪影響を大きく受けることになるでしょう。