高校野球入場者、史上初の100万人超え 100回大会
コメント
注目のコメント
相変わらず世界的に見てもプレミアムな高校生スポーツコンテンツですね。それだけに興行的にはもったいないと思うことばかり。入場料収入を5倍にするために以下素案。
1. さらなる指定席化と価格差別化: 今年から一部値上げしたみたいですが、更に席種を増やすべき。通し券なんて当然プレミアムで売るべき。自由席も一部維持すれば良いでしょうし、平日は自由席の割合を増やせば良いです
2. ダイナミックプライシング(DP): 45千人入る決勝戦の指定席が2800円というのは安過ぎます。1の価格バリエーション追加に加えて、曜日、対戦カードや天候などを考慮し、売れ行き次第で価格調整できるようにすべき。ちなみにDPはあくまで価格設定権は興行主に担保されるので「価格が勝手に高騰」なんてことは起こりません。更に対戦校分の生徒や父兄、卒業生分は定価で割り当てを残すなどの手当も忘れなければ問題なし
3. 販売チャネルを拡大する: 当日窓口に依存し過ぎ。票券管理の問題もありますが、コンビニだけでなく、オンラインでもっと沢山事前に買えるような仕組み作るべき。朝から球場に早く来て並べるお客さんばかり優遇する理由はないでしょうし、入れ替え待ちで入れるかどうかもわからない人たちが球場外で並んでいる絵は「昭和」ですよ。それで並んでいる人に熱中症対策アナウンスするなんて支離滅裂です
4. 公式リセールチャネル: 中継を見ていても完売の筈の試合でも空席が目立ちました。応援校が早く負けたなど、さまざまな理由で来なくなる人は一定数いるので、リセールプラットフォームは確実にファンの利便性を高めます。早く帰る人からもチケットを回収(買い取ったりギブアウェイと交換でも良い)したりしてタイムリーに着券状況を管理できれば直感ベースの入れ替えオペレーションによる機会損失は確実に減らせるでしょう。公式でやっていれば高額転売もいくらでも防ぐ手段はあります。そしてリセール販売手数料も重要な収入源となります
暑さ対策するにしても、日程緩和するにしても、ボトルネックになるのはお金です。コンテンツ価値が高い内に手を付けてもらいたいです。…と外野でコメントだけしていてもしょうがないので、弊社がNCAAでも積極的に手がけているマーチャンダイジングエリアを皮切りにこれから建設的な提案をしていこうと思います僕の中では高校野球人気が上がれば上がるほど、日本は世界から遅れをとることが結びついています。
なぜなら僕の目には高校野球に人が求めるものって、科学とか、合理的というところからは離れた精神論、根性、努力といったものと映るからです。