エージェンシーのデジタル化は実現するか - 業界人間ベム
g-yokai.com
14Picks
コメント
注目のコメント
"デジタル化の本質は、経験と勘で培ってきたいわゆる「アナログ施策」をデジタルテクノロジーとデジタルデータを駆使してプロセス改革を成すことにある。"
2008年の電通×オプトの資本提携時に電通本体で取り組んだ時に感じたことはまさにこれでした。広告のトータルプランニングにデジタルメディアを付け足すだけではありません。これをだけをやると次から次へと現れてくるメディアやアプリなど、消費者行動についていけません。プランニングプロセスそのものを変えないとデジタル化は単なる防戦にしかならない。
HDYによるDACの子会社化は長年メディア担当やメディア業推(ベムは不要とおっしゃられていますが笑)をキャリアとして歩んだ者からするととても色々な意味で感慨深いものがあります。メディアレップという存在はcciの電通による完全子会社化もあり、背景も狙いも違いますが、独立系としては存在し得ないのだと痛感しました。CAが電博と闘えた要因の1つだと思う。
—
ベムはADKインタラクティブ時代、ADK本体の新卒を何人かADKインタラクティブにインターン出向させて2年預かって「デジタルマインド」を叩き込んでから親会社に返すということをやっていたが、出向解除時にデジタルが分かる人材として引く手あまただった者が本体部署に戻るとデジタルと程遠い作業ばかりやらされていて、全く意味がなかった。結局従来のビジネスの仕方しか知らない上司の下に来ても活用されない。トラッドがデジタル人材を手足でしか使えないのなら自身のコアスキルをデジタル化することなどありえない。トラッドが主導してデジタルを飲み込むリスクはここにある。