シェアリング・エコノミーの市場規模は5000億円、経済指標にどう取り込む?
THE PAGE
511Picks
コメント
選択しているユーザー
注目のコメント
昨年の10月から開催されていた内閣府『シェアリング・エコノミー等新分野の経済活動の計測に関する調査研究会』が取りまとめられました。
シェアリングエコノミー協会も調査協力をしています。
▼報告書
http://www.esri.go.jp/jp/prj/hou/hou078/hou078.html
報告書にもあるようにまだ政府内でも研究に留まり、
GDPの経済指標に取り込むには、多くの問題点があることも
課題として明記しています。所有者が貸すことで利益を得たり、中古品が売り易くなった分、高く買っても良いと考えるでしょう。これは付加価値の増加要因です。一方、それによって新品を買うのを止める人もいるでしょう。これは付加価値を減らします。従って、付加価値への効果は一概に言えません。ただ、前者は価格を通じたものであり、後者は量を通じる効果です。前者が相対価格の変化以上の上昇が計測されてしまうと、名目GDPが増える一方で実質GDPが減ったように見えてしまうかもしれません。