現在の体制では、プルーデンス政策に関する最終判断も総裁に集約されるだけに、少なくとも政治的な視点から見ると、このポストを確保することのメリットは大きくないと思われます。 その意味では、記事が示唆するように総裁職を狙っているドイツが、このポストを取りに行くとは思われません。 個人的には、欧州の金融システムが「平時」に近い状況にあるうちに、また英国がEUから離れようとするこのタイミングで、ESRBとSSMの関係を対象地域や機能の面から考え直すことも重要だと思います。
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